★ 備忘録 「熱球通信」 ・ 特定非営利活動法人秋田県野球フォーラム ★

「熱球通信」は特定非営利活動法人秋田県野球フォーラム会員有志による備忘録を兼ねた「秋田県野球」にこだわった私的ブログです。掲載している記録等については公式なものではありませんのでご注意願います。リンク等についてはオールフリーですので事前のメール等一切不要です。更新頻度は原則毎日の更新です。秋田県出身で県外に在住の方も念頭に更新していきますが、内容等一部については地元情報と時差が生じる場合があります。練習・親善試合の結果情報は原則掲載しません。また、コメント送信欄と掲示板については諸般の事情により対応していません。積極的な中学硬式野球・女子野球の紹介に努めています。

90回選抜野球

秋田さきがけ紙 「秋田市営八橋球場50年-球史を彩った男たち」 三平晴樹投手

孫 渡部淳一投手(3、左、慶應、東京神宮シニア) 春夏甲子園連続出場
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元ヤクルトスカウト片岡宏雄氏 /2018センバツ大会で気になったドラフト候補

佐藤亜蓮投手 (3、右/右、由利工-大内)
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2018センバツ大会 / 日本新薬元監督 前田正治さん 由利工業高校で投球術指導

Scan10001<新聞報道> 第103回全国高校野球選手権大会最終日は29日、甲子園球場で決勝が行われ、智弁和歌山が智弁学園(奈良)に9-2で勝ち、00年以来21年ぶり3度目の優勝を果たした。NHKの高校野球中継で解説を担当した前田正治氏(64)がこの試合で、約20年務めた解説を退任した。中継の最後に「この試合をもって、NHKの解説を退かれることになりました。平成14年、2002年のセンバツから解説に加わっていただきました」と紹介されると、前田氏は「特にまず多くの球児から本当にたくさんの感動と勇気をいただきました。そして、高校野球ファンの方々とNHKの皆さんのおかげで20年近くの長い間解説を務めさせていただきました。解説を通じて、多くのことを学ばせていただきましたし、自分にとって大きな財産になったと、感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。ご挨拶させていただく時間を設けていただきまして、感謝しております」と別れの挨拶を述べた。前田氏は大阪・明星高から関大を経て、社会人野球・日本新薬で投手としてプレー。日本新薬監督も務めた。選抜では選考委員を務める傍ら、甲子園では2018年夏の決勝・大阪桐蔭-金足農を始め、春夏通じて多くの試合の解説を担当した。<2018.3.5 毎日新聞> 社会人野球の名門・日本新薬の前田正治元監督 (60) が3月3、4の両日、センバツに出場する由利工を訪れ、野球部員に投球術などを指導した。大舞台を控える選手たちは、前田さんに質問しながら投球動作を入念に確認した。 前田さんは、県の高校野球強化プロジェクトでアドバイザーとして活動し、センバツ出場校を決める選考委員も務めている。 3日は前田さんが見守る中、投手6人が投球練習を行った。前田さんは 「(投球動作の途中で) 目線が上がらないように」「打たせて取るためには、ストライクを優先することが重要」 などと修正点を伝え、捕手の選手たちもメモを取って学んだ。 前田さんから 「甲子園で勝てるピッチャー」 と太鼓判を押された佐藤亜蓮投手 (2年、大内) は、「アドバイスを受けたばかりでまだぎこちないが、早く打者に投げて試したい」 と手応えを感じていた。 ※平成23年1月24日(月)、高校野球強化プロジェクト委員会初会合 (秋田県教育委員会)、構成は委員11名 (県野球協会、県高野連、県軟式野球連盟等県内野球関係団体から11名) とアドバイザー6名 (大藤敏行氏、前田正治氏他4名)。

2018(平成30年)第90回センバツ高校野球大会出場 秋田県立由利工業高校

2018.1.26 由利工 第90回センバツ大会出場決定
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2018 平成30年 第90回センバツ高校野球大会出場 延岡学園 三浦正行 監督

d225427455_169f98fb5延岡学園 小幡竜平内野手 プロ野球ドラフト会議で阪神が2巡目指名。<2018.8.29>延岡学園は8月29日付で、野球部監督代行に社会人野球富士重工で活躍したOBの神谷譲二氏 (43) が就任すると発表。同校によると三浦正行監督 (66) は夏の宮崎大会後、持病の膝の手術を行い療養中。神谷氏は同日付でコーチに就き、三浦監督の復帰が見込まれる12月いっぱいまで神谷氏が監督として指揮を執る。<2018.3.13、毎日新聞> 「ミスをしてもいい。空振りをしてもいい」。延岡学園の三浦正行監督(66)の口癖だ。選手や指導者として高校、社会人、プロ野球、海外リーグと多様な環境で野球と接した経験から 「自分で考え、野球を楽しむ」 ことの大切さを選手たちに伝えている。秋田市出身。小学生から野球を始め、中学で捕手になり秋田市立高 (現秋田県立秋田中央高校) へ進学。卒業後は社会人野球の旧電電北海道で活躍した。1976年にはプロ野球大洋ホエールズ (現横浜DeNAベイスターズ) に入団し捕手として6年間プレー。引退後は横浜でコーチなどを務めたほか、中国のプロリーグでも指導した。「一番勉強になった」 と振り返るのが、横浜のコーチやスコアラーとして他チームのキャンプなどを視察し、練習方法の違いを学んだ経験だ。とりわけ印象に残っているのは、勝つチームほどベテランも新人も自ら進んで多くの練習をしていたこと。「自分たちで考えながら練習をしていくことで、チームが磨かれ、強化されている」 と感じた。昨年8月、知人を通じて、延岡学園の監督就任の打診を受けた。妻の悦子さん (63 )を秋田市で1人にさせてしまうことや自らの年齢を考えると迷ったが、悦子さんに 「またユニホームを着たら」 と背中を押され就任を決意。単身で延岡市に移り住んだ。監督就任前、延岡学園の練習試合を観戦し 「自分たちで考えて試合をしていない」 と思えた。打席では1球ごとにベンチを見て指示を待つなど、怒られないようにすればいい、という姿勢も受け止められた。有力選手が集まり甲子園出場が期待されている重圧からか、失敗を恐れているように見えた。 就任後、まず取り組んだのは、打撃練習を増やすことだった。「打つ楽しさを実感し、自分から練習に取り組んでほしい」 (三浦監督) との思いで、ピッチングマシンなどを使用して1セット約30球を繰り返し打たせた。選手たちは 「こんなに打ったことない」 と言いながら、徐々にのびのびとプレーするようになった。秋の公式戦では打線がつながり、多くの試合で大量得点を挙げ、順調に勝ち上がりセンバツの切符をつかんだ。 甲子園での勝利は大きな目標だが、もう一つ大事にしていることがある。選手の卒業後だ。「今の時期に楽しんで野球を覚えて、少しでもプロや社会人野球の夢につながれば」「厳しい練習で打力、守備の技術力を伸ばし、甲子園で楽しい試合ができるようにしたい」。目を細めた先には練習に励む選手たちがいた。【2010.4.17】 横浜ベイスターズは、業務提携パートナーである中国野球リーグ傘下の 「天津ライオンズ」 に球団編成企画部の高木由一・三浦正行部長補佐を派遣すると発表。

2017(平成29年) 秋季東北地区高校野球 佐藤開陸、佐々木駿、佐藤亜蓮投手。

佐々木駿選手(角館ー全美郷硬式)信濃グランセローズへ
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2018(平成30年)第90回全国選抜野球 21世紀枠出場 由利工 須田和仁部長。

73665289-s_6J_pKJxwzDlFiSsb3pXk6_ltt1d9afTqqYdo0PR43eTXQx9Rrr6PbJ4月19日開催の秋田県高等学校野球連盟評議員・理事会で副理事長に就任。【2018.2.07】1969.6.27日生まれ、秋田南-秋田大学鉱山学部-同大学院、工業・環境システム科教諭。中学時代全県大会8強、由利工コーチ、秋田工(赤沼新二監督)野球部長等歴任。<昭和62年夏 秋田県立秋田南高校 登録選手> 平沢貴(3、秋田北)、石垣一記(2、秋田南)、野中仁史(3、秋田北)、○佐藤強(3、城南)、石井中(2、秋田北)、太田博史(3、秋田西)、原田洋人(3、秋田北)、高橋利光(3、城南)、久保市賢(3、御野場)、八端朝雄(3、払戸)、長谷川智(3、下北手)、須田和仁(3、山王)、藤原智義(3、秋田北)、阿部拓己(3、将軍野)、松渕善弘(3、城東)、夏井剛(2、秋田北)、湊智志(2、男鹿中)、加賀谷真樹(1、秋田北)、[責]渡部久夫、[監]熊谷隆益。※昭和62年 赤沼新二監督 → 熊谷隆益監督。

2018(平成30年)第90回選抜高校野球大会出場校 100回夏選手権大会成績。


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2018(平成30年)第90回全国選抜高校野球大会 由利工 畑山陸翔主将(象潟)。

ドラフト候補 日大三 日置航主将 第100回西東京大会で選手宣誓
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祝 / 2018(平成30年)第90回選抜高校野球大会出場 秋田県立由利工業高校。

「21世紀枠」出場3校(由利工、膳所、伊万里)初戦敗退
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-近畿一般枠 6校初戦突破-

秋季東北地区大会出場 弘前東・花巻東 / 東北地区6県校名最後が 「東」 の高校。

センバツ3回戦 花巻東1-0彦根東(延長10回サヨナラ)
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秋田東 → 明徳館、大曲東 → 秋田修英

第90回選抜高校野球/学校所在地と同一都道府県中卒業 登録選手数上下位校。

秀岳館、楊志館、必由館、修猷館、時習館、石見智翠館、至学館。立命館
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創成館、丸子修学館、遊学館、如水館、志学館、岡山学芸館、国士舘、角館

2018(平成30年) センバツ大会出場 乙訓(府立、京都)投手陣 動作解析を研究。

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登録メンバー中 5人がスポーツ健康科学科在籍。【2018.1.27】2010 (平成22年) に京都府初で唯一の 「スポーツ健康科学科」 が開設、両翼102メートル、中堅124メートルのグラウンドはほぼ野球部専用。内野は黒土、外野は天然芝。翌年年9月には、6か所で打撃練習ができる916平方メートルの室内練習場が完成。私学も顔負けの充実した環境。【2018.1.08】秋田県内公立校では、秋田北鷹普通科探求コースにスポーツコースがある程度。私立校では明桜に体育コース(平成28年4月~)、秋田修英にスポーツコース(野球・剣道)。<スポーツ紙> 今春センバツ出場が濃厚な京都府立乙訓高校 は、普通科とは別にスポーツ健康科学科を持ち、アイパッドなどを使って動作の解析をするなど専門的な授業を行う。スポーツ健康科学科の川畑大地投手は現在、他の投手3人と 「ピッチングのフォームと球速の関係」 について研究中。川畑自身も球速をあと5キロ上げたいと考えており、学んだ理論を投球に生かす。

2018(平成30年) 第90回センバツ高校野球大会出場 延岡学園 三浦正行監督。

ユニフォーム新調、延岡学園5-9国学院栃木
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今月末閉校 にかほ市立上郷小OB 由利工 畑山陸翔、日大山形 近藤皓介選手。

2象潟小・上浜小・上郷小が統合し平成30年4月1日象潟小学校に。<新聞報道> 21世紀枠でセンバツに初出場した由利工 畑山陸翔主将 (新3) と日大山形 近藤皓介投手 (新3) は、秋田県にかほ市で同じ上郷小学校に通っていた。同小は統廃合で今月閉校するため、卒業生の 「ダブル出場」 が寂しさを感じる地域の人たちを元気付けている。24日、由利工は日大三に敗れたが、畑山主将は 「地元の人たちに全力で楽しんでいる姿を見せられた」 と話した。 2人の母校は田んぼに囲まれ、冠雪した鳥海山を望むのどかな地域にある。小学3年で一緒に地元の野球チームに入ると、小柄な畑山主将が捕手となった。 上郷小は当時から1学年1クラス。閉校してもおかしくないとうわさされていた。「野球ですごい記録をつくって 『上郷小』 をみんなに覚えてもらおう」。幼いバッテリーは目標を立てたが、達成できないまま卒業した。 2人が巣立って5年がたち、全校生徒が61人まで減った上郷小は来年度から別の学校に統合され、142年の歴史に幕を閉じることになった。同小OBで、小学生の2人に野球を教えた新田豊晴さん (71) は、子供の声が聞こえなくなる寂しさから閉校に納得していないが、「学校がなくなる代わりに2人が大きな舞台に立つ。特別な意味があるかも」 と話す。 2人の小学校の担任で、今も同小で教壇に立つ菱刈奈保子さん (52) も 「小さな学校で学んだ子でも努力すれば夢はかなうと証明してくれた。転校を前に不安を抱える在校生を勇気付けてくれている」 とほほ笑む。 スタンドで見守った父畑山千代己さん (55) は 「近所の人にも 『感動した』 と言ってもらえた」 と話した。【川口峻、的野暁】

祝 / 2018(平成30年)第90回選抜高校野球大会出場 秋田県立由利工業高校。

両校 無失策・無盗塁 (日大三盗塁死1) 試合時間/1時間48分
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-佐藤亜蓮 投球回8、球数134、被安12、被本1、奪三1、与四死5-

祝 / 2018(平成30年)第90回選抜高校野球大会出場 秋田県立由利工業高校。

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祝 / 2018(平成30年)第90回選抜高校野球大会出場 秋田県立由利工業高校。

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3月24日(土) 由利工0-5日大三 (東京)
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大会本部 / 開会式入場行進での使用プラカード 慶応 「応」 の文字に誤りで謝罪。

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注目 / 由利工中軸打者 石原龍之介選手(外、新3、本荘南) 東京都町田市出身。

2c416e6941<スポーツ紙>石原龍之介選手の生まれは東京都町田市。小学校入学前に由利本荘市に引っ越したが、2011年夏に全国制覇した日大三は 「生まれた街の強豪校。いつかやってみたかった」 と憧れを抱いていた。組み合わせ抽選で対戦が決まると 「やった!」 と大喜びした。4番を担い、公式戦では43打数13安打4打点。今春の練習試合は本塁打こそ出てないが、18日の報徳学園との練習試合では右中間に二塁打を放つなど 「上り調子です」 と手応えを持っている。21世紀枠でつかんだ夢舞台で、夢だった相手との対戦。「学ぶことも多いと思うけど、元気よくぶつかって勝負したい」 と意気込んだ。【2018.3.17】1年秋からクリーンアップを任されている。「1日最低でも2時間はバットを振る」 と、自主練習を重ね続ける努力家だ。 新チームでは4番に。「重責を感じるが、絶対に走者を還すつもりで打席に入る」。チームバッティングは大前提だが、フルスイングも譲れない。つなぐ野球の延長で本塁打を狙う。 書き初めは例年、「龍に成る」。「滝を登ったコイが竜に変身する」 という故事にヒントを得た。「大会トーナメント表は滝の形に見える」。勝ち上がり、竜のような活躍を目指す。 趣味は漫画。野球ものも好きだが、一番のお気に入りは 「宇宙兄弟」 だ。

<熱球通信期待> センバツ大会で大暴れ! 由利工 佐藤亜蓮投手(新3、大内)。

5c4061dcオリックスの上村和裕スカウトは21世紀枠で出場する由利工)の佐藤亜蓮を推す。「東北のなかでは有数の素質の持ち主です。オーソドックスなオーバーハンドで、フォームに悪いクセがないのがいいですね。今はインターネットでいろんな映像が見られるので、そこから参考にする投手が多い。その向上心はいいのですが、無駄な動作を身につけてしまうケースが多いんです。佐藤くんにはそういったところがない。2年秋の段階で145キロ近く投げたパワーもある。潜在能力の塊だと思いますね」。【2018.3.14】<スポーツ紙参照> 練習試合 興南7x-6由利工(13日・具志川球場)。第90回記念センバツ高校野球大会に21世紀枠で初出場する由利工が合宿中の沖縄県内で練習試合を行った。エース右腕の佐藤亜蓮 (新3年) が興南戦に先発し、5回を4安打8奪三振1失点。課題の制球力を向上させて好投した(同日で沖縄合宿打ち上げ)。沖縄合宿最後の練習試合を、手応え十分に締めくくった。興南戦に先発した佐藤亜蓮は5回を投げ、1点を失ったが、毎回の8奪三振。今合宿は球数を制限しながら登板し、11日の沖縄水産戦の3回1失点、12日の宜野湾戦の5回無失点に続く好投となった。「初めての実戦だったけど、球は走っていた」 と合宿を振り返った佐藤亜に、渡辺義久監督 (39) も 「力のある球がしっかりきている」 と高く評価。“脱力” が好投の鍵だ。最速142キロを誇る本格派右腕だが、「(昨秋は) 力を入れないと球がいかなかった」 と吐露。オリックス金子千尋投手を参考に何度も動画を見て、以前より左足をゆっくり振り上げるなど、無駄な力を入れないことを意識した。投球フォームが固まると、課題だった制球力も向上。体幹や下半身の強化も実り、「内角も外角も決めきれるようになった」 と胸を張った。試合は6-7でサヨナラ負けしたが、指揮官は 「まだ試合の中で細かい指示を出していないし、(ベンチ入りの)18人で戦った。けがをせず、乗り切ったのが収穫」 と、チーム全体で6試合を経験できたことを重視。14日に大阪入り後、練習や実戦を通して仕上げていくつもりだ。佐藤亜は 「甘い球もあった。もっと完成度を上げていきたい」 と力強く宣言。※佐藤亜蓮-2001年2月8日、秋田県由利本荘市生まれ、17歳。小3で野球を始め、大内中では軟式野球部に所属。由利工では1年春からベンチ入り、1年秋から背番号1。174センチ、78キロ。右投右打。血液型O。家族は両親。

朝日新聞バーチャル高校野球 / 由利工の頼れる参謀 多田歩矢マネ(新3、象潟)。

;;由利工には、頼れる 「参謀」 がいる。チーム唯一のマネジャー多田歩矢君 (新3)だ。甲子園では記録員としてベンチ入りする。「勝利に向けて自分の役割を全うしたい」 と意気込んでいる。「ボール球を振っている。追い込まれる前に打たないと」。18日に兵庫県西宮市で行われた早稲田実との練習試合に完敗後、多田君が選手に呼びかけた。直後の報徳学園戦では、助言のかいあって打線がつながり、快勝。本塁打を含む2安打3打点を記録した土井幹太選手(新3)は 「低めの変化球の見極めなど、チーム全体で意識できた」 と話した。多田君は昨秋、部長から突然、マネジャーへの就任を打診された。小学3年のときに野球を始め、選手として甲子園をめざしていたところだった。とにかく迷った。でも、引退した2人の先輩マネジャーは、打撃投手などを務めながらチームを支えてくれた。その姿を 「格好いい」 と思っていた。両親の後押しもあって、引き受けると決めた。「選手のときは自分のことしか見られなかった。今はチームに積極的に関われている」 と実感する。試合中はスコアブックを付けながら、打撃の調子の悪い選手には 「落ち着いていこう」 と声をかけ、味方投手の投球について 「変化球が多めになっている」 と捕手に配球を助言する。同じ象潟中出身の畑山陸翔主将 (新3) は 「選手同士で気付かない視点で、試合や練習を見てくれる」 と信頼を寄せる。きちょうめんな性格が持ち味。ホテル暮らしの選手の体重を毎朝記録し、減っている選手には声をかける。全員が 「ノルマ」 のご飯を2杯食べているか目も光らせている。「24日の初戦は午前9時開始と朝が早いので、しっかりサポートします」。憧れの夢舞台へ、多田君は力強く話した。http://www.asahi.com/koshien/articles/ASL3L7V3ML3LUBUB00D.html

祝 / 2018(平成30年)第90回選抜高校野球大会出場 秋田県立由利工業高校。

<岩城螺旋団>さん https://twitter.com/iwakisp
DYfd6MmVMAEwjjo
3月24日(土) 9:00~ 由利工-日大三 (東京)
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2018(平成30年)センバツ高校野球大会 由利工 木村裕太選手(新3、本荘北)。

日刊スポーツ新聞社東北取材班  https://twitter.com/nikkan_tohoku
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祝 / 2018(平成30年)第90回選抜高校野球大会出場 秋田県立由利工業高校。

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<毎日新聞> 攻撃力。昨年10月、初出場した東北大会。初戦となった2回戦の弘前東(青森)戦で、こんな場面があった。8回終了時で2点差をつけられ、迎えた9回表の攻撃。4連打で2死満塁の好機をつくった。そこで3番の木村裕太内野手 (2年) が打席へ。ベンチのナインから大きな声援を受けた。初球を捉え、走者一掃となる左越え3点適時打を放ち、大会初勝利をたぐり寄せた。チームメートに 「人が見ていないところで、夜遅くまでバットを振っている」 と評される練習の虫。その努力が結実した。 昨秋、好機で集中打が生まれ、何度も勝利につながった。前述の弘前東戦だけでなく、県大会の能代戦でも七回に5連打を集めて逆転した。集中打を呼ぶ粘り強さは、どこから来るのだろうか。 渡辺義久監督 (39) は 「いい流れが来たとき、『打ってやる』 と強い気持ちで打席に入っている」 と前向きな心構えが奏功したと語る。木村内野手は 「 『後へつなぐ』 をいつも意識しています。後ろの打者を信頼していますから」 と、チームの一体感に起因すると明かした。 昨秋の計10試合では計40得点を挙げた。だがチーム打率2割7分1厘とセンバツ出場校のなかで上位とはいえない。犠打飛41本を記録したように、小技を駆使して走者を確実に進塁させ点に結び付けるスタイルが定着した。 だが甲子園で安打を重ねるのは容易ではない。渡辺監督は初の東北大会で強豪校の打撃力を痛感。さらに昨年11月、全国各地区の優勝校が頂点を目指す明治神宮大会を視察し、一層危機感を強めた。「甲子園では、打てる球は1打席で1球くらいかもしれない」 取り組んだのはまず筋トレ。筋力をつけることで、打撃フォームのブレを減少させる狙いだ。またバットスイングの速度を上げるため、素振りの際あえて軽いバットを使った。細いバットでテニスボールを打ち込み、ファウルにならないようボールを芯で捉える練習を重ねるなど、工夫を凝らした。打ち損じを減らすことを心掛けた。 4番・石原龍之介外野手 (2年) は 「スイングの速度が昨秋から10キロほど上がった」 と手応えを口にする。秋には代打などで起用され、打率6割超を記録した矢野夢翔内野手 (同) は 「相手の外野手がバックしても、打球がそれを越えるようになった」 と話す。練習の成果が出つつあるようだ。 渡辺監督は 「パワー、技術とにも秋に比べると格段に向上した」 と語る。強豪ひしめく甲子園で、レベルアップした打線に期待がかかる。

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