93回夏選手権
松山商矢野外野手の本塁バックホームに匹敵するくらいのプレー
令和3年7月5日AAB秋田朝日放送「めざせ!甲子園」秋田修英高校を紹介。阿部春太郎(3、大館鳳鳴-八幡平、右/左、180/78)チャンスに強い打撃、強肩。半田 洸(3、能代-二ツ井、右/左、174/75)中距離砲でチーム主軸、走攻守で熱球通信期待選手。星野日和(2、秋田-山王、右/左、171/63)俊足好打のリードオフマン。鈴木文也(3、秋田商-桜、左/左、173/70)秋田のイチローも今季は投手としての出番多し! 山田一貴(3、能代商-能代南、右/左、178/74)広角に打てる主将。泉幸太(3、能代商-能代東、右/右、176/85)春からブレイクした中距離砲・・・・・田中 材(1、秋田-飯島、右/右、171/77)今夏の大会4番サード。杉谷汰一(1、秋田商-能代二、右/左、166/68)今夏の大会2番レフト。砂田毅樹(1、明桜-札幌伏見、左/左、177/70)。佐貫大知(1、明桜-協和、右/左、175/63)。鈴木公大(1、秋田修英-桜、右/両、175/70)。・・・・・・
<報知新聞社>◆2011年夏の甲子園1回戦 能代商5-3神村学園(8月9日)。2011年夏、2年連続3度目の甲子園出場を決めた秋田代表の能代商(現・能代松陽)。“2つの雪辱”を果たす活躍で3回戦まで進み、地元をわかせた。県勢の初戦敗退を13年連続で止め、1年前に自らが味わった悔しさを晴らした白星。1年間抱き続けてきた思いが勝利につながったと、工藤明監督(44)は明かした。当時の写真とともに振り返る。(取材・構成=有吉 広紀)秋田の夏を熱くする、大きな白星だった。2011年夏、能代商が神村学園(鹿児島)に5―3で勝ち、県勢の初戦敗退を13年連続でストップ。工藤監督は0―15で鹿児島実に敗れた10年夏の負けがあったから、この1勝につながったことがあると話した。「1年前の経験(大敗)があったし、そこしか思いはない。あの屈辱を何とかして晴らす、ということだけ。抽選会で主将も『鹿児島県代表とやりたい』と言っていたし、対戦が決まってコンディションは上がっていったんじゃないか。私自身、前の年は『秋田県のために』という意識が強かったが、この年はそれはあまりなくて、自分たちのチームで勝つんだと思っていた」1年間“打倒・鹿実”が目標だった。室内練習場には大敗した甲子園でのイニングを大きく書いて貼り出し、鹿児島実が出場した11年春のセンバツも試合をテレビ観戦したという。初戦の相手は校名こそ違うが同じ鹿児島勢。リベンジの機会となったが、5回を終え1―3と劣勢だった。「目標にしていただけに、プレッシャーや緊張感が強く、動きが固かった。(グラウンド整備時に)このままだったら去年と同じだぞ、とゲキを入れたらグッと変わった」直後の6回、4安打を集めて4点を奪い逆転。その後、昨夏の鹿児島実戦では先発して2回途中KOだった背番号1・保坂祐樹投手が、巧みな投球で相手打線を翻弄し逆転勝ちした。目標を達成し、選手たちの喜びは最高潮。だがその夜、指揮官はこう話しかけた。「すごく盛り上がっていたが食事の時、『オレもうれしいけど次の戦いがある、食事とともにうれしさものみ込もう』と伝えた。どの代もそうだけど、このチームは特に素直な選手が多かった。私が言ったことに、『そうそう、オレたちもそう思っていますよ』と反応してくれた」2回戦の相手である英明(香川)には、同年ドラフトで巨人1位指名を受けた松本竜也投手がいた。大会屈指の本格派左腕も、持ち前の素直さで攻略する。「試合前のブルペンでの松本を見て、こんなすごい球投げる投手は初めてだな、と話していた。(打席内で)立つ位置を変えたりとか、左打者は直球を狙っても打てないから変化球を狙おう、と揺さぶっていこうとした。確かタイムリーは2本とも左打者でしたから(※4回の小川宗太郎内野手、6回の保坂と適時打はともに左打者)。よく徹底してくれた」3回戦で如水館(広島)に延長12回、逆転サヨナラ負け。だが3試合計415球を投げ抜いた保坂ら、秋田生まれの選手たちが聖地をわかせた。秋田勢はその後15年に秋田商が8強、18年には金足農が準優勝。13年連続初戦敗退の時代からは信じられないような白星を挙げている。そのきっかけを作ったのは、11年夏の能代商だった。「みんなが能代出身の普通の高校生だったけど、それが私学を倒して勝ち上がった。(他の高校も)自分たちもできる、と思ったんじゃないかな」◆13年に統合し能代松陽に チームは2013年、県立能代北と統合し能代松陽として再始動。昨秋はエース左腕の大高勇心(2年)の4戦連続完投など力を発揮し、県大会で優勝。だが東北大会は初戦(2回戦)でセンバツ選出校の磐城(福島)に1―2で逆転負けした。11年夏のメンバーは今でも正月やお盆など休みの時期にグラウンドを訪れることがあり、工藤監督は「経験したことを話してくれています」。先輩たちに負けじと、現校名で初となる甲子園出場を目指す。なお秋田の公立高校は11日から学校が再開、それに伴い部活動も行っている。
JR秋田 山田一貴選手勇退。【2011.8.09】地方大会の打撃不振を払拭する見事な3安打 (本塁打が出ていればサイクル) でチーム初の甲子園勝利に貢献。【2011.8.01】甲子園2度目能代商山田一貴主将 (3、能代南) は、尊敬する元阪急投手山田久志氏から秋田大会決勝後に直接連絡をもらい、「初戦までに宿舎に来てくれるということなので、しっかりと打つところを見せられれば」 と燃えている。「偉大な投手が親戚」 であることは幼少期から知っており、9歳からプロにあこがれて野球を始め、能代市に帰省中の山田氏と対面した際には 「もっと食べて太くなれ」 と食事をごちそうになった。山田氏のアドバイスを守り、1年間で62キロから10キロ増量、打球の鋭さも増した。能代南中3年時には投手に挑戦したこともある (上手) が、制球定まらず四球の連続で断念、それでも山田氏のサイン 「栄光に近道なし」 を支えにしてきた。祖父から聞いた 「久志は高校時代は無名だったけど、社会人 (富士鉄釜石) に進んでも頑張ってプロに行った」 という話から自分に出来る地道な努力を続けた。山田氏も出場できなかった甲子園は、両親を亡くした山田選手を育ててくれた祖父母への恩返しの舞台でもある。※ 能代商は平成25年4月に能代北 (女子校) と統合予定。生後5カ月に母 基子さん (享年35) をがんで、中学2年時に父 義信さん (享年47) をがんで亡くし、以後は祖父 久栄さん (73) と祖母 シゲ子さん (74) が山田選手の両親代わりに。
・高橋京介(3、本荘-本荘東、左左、176/82)経験豊富な左腕、スクリューが決め球
・岡本 大(3、本荘-本荘東、右右、174/68)内外角を突き得意のスライダーで打ち取る
・佐々木新(3、金足農-男鹿東、右右、181/76)140kmを超える重いストレートが武器
・秋山羅衣(3、金足農-合川、右右、178/64)中学時代からの逸材、最後の夏に賭ける
・加藤 翼(3、大曲工-仙南、右右、183/82)長身からのストレートが武器
・橋本 翼(3、大曲工-桧木内、右右、171/68)多彩な投球で打たせて取る
・斎藤浩平(3、大館鳳鳴-八幡平、左左、162/61)小柄ながら、小気味のいい投球
・亀田 樹(3、大館鳳鳴-小坂、右右、164/60)甲子園で好投。安定感あり
・近藤卓也(2、秋田商-琴丘、右右、184/78)将来性豊かな本格派
・佐藤裕太(2、横手城南-鳳、左左、176/82)左腕からの制球が武器、打撃も良い
・佐藤 実(3、秋田-五城目一、右右、173/74)スタミナ抜群の主将
・近藤 開(3、秋田北鷹-鷹巣南、右右、176/82)気迫あふれる投球、主将で打でも主軸
・保坂祐樹(3、能代商-能代二、左左、172/62)安定感ある技巧派
・佐藤 拓(3、秋田中央-土崎、右右、172/72)直球とスライダーで攻める
・宇津野翔(3、明桜-本荘北、左左、179/83)重い直球、長打力あり、チーム浮沈の鍵握る
・西村 大(3、新屋-桜、左左、173/65)新屋浮沈の鍵握る、ツボにはまると相手打線苦戦必至
・砂田毅樹(1、明桜-札幌伏見、左左、177/70)期待の1年生左腕
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他にも 藤原拓哉(3、角館-仙北)、大橋貴也(3、湯沢-湯沢北)等多数。
2011(平成23年)秋田魁紙読者が選んだ秋田十大ニュース 第2位、<能代商の夏の甲子園での活躍、秋田県勢14年ぶりの初戦(鹿児島神村学園)突破を果たし、2回戦(香川英明)も快勝。3回戦(広島如水館)で敗れたものの、県民を沸かせた>。
【2011.8.30】高校入学時からのチームワークで能代商甲子園初勝利に貢献。・鎌田淳平(能代一、渟城二)、・福司慎也(能代二、渟城二)、・清水和正(東雲、朴瀬)、・藤田康平(藤里、藤里)、・渡邊航平(五城目一、記録員としてベンチ入り) <3年> 銭谷東彦(峰浜)、保坂祐樹(能代二)、吉野海人(東雲)、石川大成(山本)、宮腰岳(能代東)、泉幸太(能代東)、安井崇喜(峰浜)、○山田一貴(能代南)、久保市麻利安、坂元愛里、<2年> 石田勇士(藤里)、工藤海斗(八森)、福司力(峰浜)、森田光(峰浜)、山本航海(能代二)、鷲谷壮等(能代二)、岩谷武郎、川崎滉太(能代二)、松岡那智(二ツ井)、湊雄人(山本)、山田凌太(能代南)、渡部詢平(能代東)、大久保玲央(能代二)、齋藤賢吾(潟西)、清水優寿(能代二)、鈴木清一郎(東雲)、○畠山慎平(能代南)、平川賢也(二ツ井)、和田賢将(能代南)、岩谷勇太郎(天王)、岳田諒平(山本)、小川宗太郎(東雲)、小玉晧太(二ツ井)、児玉悠大(能代南)、塚本健太(能代一)、成田瑠茉(能代二)、甲嶋紫乃、<1年> 浦嶋廉弥(峰浜)、斉藤歩夢(能代一)、佐々木亮(峰浜)、武田康太郎(能代東)、田村一真(能代南)、山本純平(八森)、若狭勇気(峰浜)、浅野喜孝(上小阿仁)、石井涼(能代二)、川幡哲志、川村海翔(能代二)、下坂昴太、、名畑詩音(峰浜)、野呂拓哉(能代東)、細川淳平(二ツ井)、三浦翔夏(山本)、穴山博道(能代二)、金谷弥明(峰浜)、工藤拓弥(二ツ井)、桜井智己(山本)、佐々木遼(能代一)、西方佑介(八竜)、秋穂健、伊藤塁(能代南)、工藤昇太(八竜)、斎藤開(能代二)、桜田貴希(二ツ井)、山打大樹(東雲)、若狭正悟(峰浜)、安藤麻里奈 ※追加、誤字脱字訂正等は、 jstaff@cna.ne.jp までお願いします。
投手 吉永健太朗(日大三)、捕手 道端俊輔(智弁和歌山)、一塁 白根尚貴(開星)
二塁 佐藤竜一郎(作新学院)、三塁 横尾俊建(日大三)、遊撃 松本剛(帝京)
外野 北川倫太郎(明徳義塾)、外野 川上竜平(光星学院)、外野 中内大登(英明)
<スポーツニッポン紙が選ぶベストナイン> 山田一貴選手選出
投手 歳内宏明(聖光学院)、捕手 鈴木貴弘(日大三)、一塁 飯野徹也(作新学院)
二塁 菅沼賢一(日大三)、三塁 田村龍弘(光星学院)、遊撃 宮内和也(習志野)
外野 山本隆大(智弁和歌山)、外野 山田一貴(能代商)、外野 片桐憲吾(習志野)
<BBM誌選ぶベストナイン>
投手 吉永健太朗(日大三)、捕手 鈴木貴弘(日大三)、一塁 飯野徹也(作新学院)
二塁 板崎直人(作新学院)、三塁 横尾俊建(日大三)、遊撃 宮内和也(習志野)
外野 北川倫太郎(明徳義塾)、外野 畔上翔(日大三)、外野 高山俊(日大三)
・初代表「至学館」は創部6年目の至学館大学系列校、平成22年中京女子大から名称変更。
・北海は北海道最古の私立高、平成11年共学。系列に北海学園大、北海商科大、北海学園札幌高。
・花咲徳栄は学校法人佐藤栄学園が運営、系列校に埼玉栄、北海道栄、栄東、栄北。
・東京都市大は、平成21年に武蔵工大と東横女子短大が統合し改称。
・鶴岡東は、平成12年に鶴商学園から改称。
・高崎健康福祉大は、平成13年設置、群馬女子短大が母体。
・白樺学園はスピードスケートで有名、体育コース設置(スピードスケート、野球、陸上他)。
・光星学院は、札幌光星との関係はなし、、学校法人光星学院-八戸大、光星学院野辺地西他。
・初出場専大玉名は専修大学系列校で玉名商から改称、他に専大附、専大松戸、専大北上他。
・聖光学院は、他の聖光高校(神奈川・静岡・山口)と区別するため福島聖光とも呼称。学法石川と学法福島も無関係。
・英明は平成13年に共学化し、明善から改称。
・奈良県は、昭和43年に智弁学園が初出場して以来初出場校なし(春センバツ大会除く)。
昨秋からコンバート 平川賢也捕手(2、二ツ井)攻守で健闘。
【2011.8.14】試合時間 1時間21分、石田三塁コーチャー好指示、送りバント依然課題。秋田県勢16年ぶりベスト16。大会最短記録:昭和22年決勝戦 小倉中-岐阜商(1時間12分)。
【2011.8.09】能代商初戦突破、秋田県勢、夏選手権大会で平成9年秋田商以来14年ぶりの夏初戦勝利。
[部] 高橋司 [監] 工藤明(商業科目、中央大準硬式-能代商)
[投] 保坂祐樹(3、能代二) [捕] 平川賢也(2、二ツ井) [一] 丘田諒平(2、山本) [二] 石川大成(3、山本) [三] 小川宗太郎(2、東雲) [遊] 畠山慎平(2、能代南) [左] 泉幸太(3、能代東) [中] 吉野海人(3、東雲) [右] ◎山田一貴(3、能代南)、石田勇士(2、藤里)、森田光(2、峰浜)、小玉皓太(2、二ツ井)、安井崇喜(3、峰浜)、和田賢将(2、能代南)、山田凌太(2、能代南)、宮腰岳(3、能代東)、銭谷東彦(3、峰浜)、大久保玲央(2、能代二)
能代商2回戦は、英明(私、香川)と大会9日目(8月14日)第1試合で対戦。能代商初戦は、8月9日第2試合神村学園(鹿児島)、昨年の鹿児島実に続き2年連続鹿児島県勢。女子野球部は全国強豪で秋田市出身大野詩織選手も同校卒業生。
平成23年8月9日、夏甲子園大会1回戦能代商対神村学園(鹿児島)戦の1回裏、三塁側アルプススタンドになまはげ2体が登場。能代商を応援しようとしたが、「観戦の妨げになる」との理由で係員に“退場”を命じられるハプニングが。なまはげは首都圏在住の県出身者で組織する「秋田ふるさと応援団」の企画。なまはげは、やむを得ず面を外して応援。
ベンチ登録選手全員、秋田県「能代山本地区」周辺中学出身。
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<新聞記事よりの紹介>2年連続3度目の甲子園出場を決めた能代市立能代商野球部に、北海道六大学リーグ所属の函館大から佐藤将太郎投手(4、主将、横浜創学館)、稲辺大介投手(4、副主将、千葉商)の2人の投手が打撃投手の助っ人して来県。140km以上の速球と切れのある変化球で、全国レベルの投手に慣れるためのもので、甲子園まで帯同してもらうことに。 平成23年春に田村清司投手(1、能代商-峰浜)が函館大に進学したのが縁で実現。http://www.hakodate-u.ac.jp/club/modules/tinycontent14/index.php?id=104