
不祥事案件









日本学生野球協会の審査室会議が9月6日、都内で開かれ、盛岡誠桜の校長を日本学生野球憲章違反で9月7日から無期謹慎処分。盛岡誠桜は、複数の元部員による引退後の飲酒・喫煙、部員に対する監督の暴言やハラスメントが疑われ、日本高野連が複数回にわたり調査を要請。だが、不祥事の疑いに関する調査報告要請に応じなかったとして、日本学生野球協会が校長を謹慎処分にし、それに対して校長が処分の撤回を求めて会見するなど、騒動となっていた。6月の会議では前副部長(今年2月盛岡誠桜を退職)が暴言や口止め、深夜の正座強要など、不適切行為や虚偽報告があったとして、除名の次に重い無期謹慎に。63歳の監督も「ぶっ殺すぞ」と腹部を叩くなど、暴力や暴言があったとして無期謹慎の次に重い2年間の謹慎処分が下されていた。<2024.8.9> 岩手県は8月9日、盛岡誠桜の女子バレーボール部で2017年、いじめ防止対策推進法の定める「重大事態」に該当するいじめがあったとして調査報告書を公表。1年時に上級生らから暴言を受けるなどした元生徒2人は不登校になり、希望した転学もかなわず退学した。<2024.6.29> 部員への暴力などの不祥事が疑われる事案の調査・報告を拒否したなどとして日本学生野球協会から野球部監督の謹慎などの処分を受けた盛岡誠桜高校は、処分の撤回を求めて日本スポーツ仲裁機構に仲裁申し立て。<2024.6.21> 日本学生野球協会は6月21日、東京都内で審査室会議を開き、高校10件の不祥事に対する処分を決めた。・盛岡誠桜(私、岩手)は3日に校内調査の報告書を提出。部員に対して「 死ね 」などの暴言や暴力があったことが確認された副部長(当時)は無期謹慎処分となった。同様の行為が認められた監督は、5月に決まった処分が2年延長されて2026年9月6日までの謹慎処分となった。その他の処分は次の通り。< 謹慎 > ・日大桜丘(私、東京)監督 部内暴言=5月17日から1カ月。・宇和島東(県、愛媛)トレーナー 部内暴力=5月24日から1カ月。・岡山(私、岡山)監督 部内体罰=4月16日から1カ月。・八重山商工(県、沖縄)監督 部内暴言と不適切行為=3月26日から1カ月。・伊香(県、滋賀)監督 部内暴言と体罰、報告義務違反=5月23日から2カ月。・おかやま山陽(私、岡山)副部長 部内体罰=5月28日から1カ月。・日立一(県、茨城)監督 部内体罰=5月27日から3カ月。・中京(私、岐阜)コーチ 部内暴力=6月9日から1カ月。








< 新聞報道 > 高校野球の強豪 桐蔭学園(学校法人桐蔭学園、神奈川県横浜市)硬式野球部2年生男子部員に同校の女子生徒への盗撮の疑いがあることが5月7日、明らかになった。4日、校内の部屋に仕掛けたスマートフォンで着替えを盗撮した疑いがある事実を学校側が確認。警察、神奈川県高野連などに報告済み、当事者の部員は1人だけで、硬式野球部は通常の活動を続けている。同校は春夏合計12度の甲子園出場があり、1971年夏には全国優勝を達成している。





