★ 備忘録 「熱球通信」 ・ 特定非営利活動法人秋田県野球フォーラム ★

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不祥事案件

令和5年5月26日|日本学生野球協会審査室会議 高校9件の不祥事処分を決定

anh<新聞報道> 日本学生野球協会は5月26日、東京都内で審査室会議を開き、高校9件の不祥事に対する処分を決めた。長崎総合科学大付(私、長崎)の監督は部員への暴力と暴言、報告義務違反が認められ、2月14日から7カ月の謹慎処分とした。同校部長は暴行現場に同席し、報告が遅れたとして6カ月の謹慎処分。その他の処分は次の通り。<謹慎>・掛川工(県、静岡)の監督 部内体罰、暴言、報告義務違反=4月6日から7カ月狭山ヶ丘(私、埼玉)の監督 部内体罰、暴言、報告義務違反=4月28日から2カ月クラーク記念国際(私、北海道)の部長 部内体罰、暴言、報告義務違反=5月21日から2カ月習志野(市、千葉)の顧問 部内体罰=3月30日から1カ月高野山(私、和歌山)の部長 部内体罰、暴言=4月3日から1カ月城南静岡(私、静岡)の監督 部内暴力=4月15日から1カ月。<対外試合禁止>・東播工(県、兵庫)部員の飲酒、喫煙、パチンコ遊技=4月26日から1カ月・本庄第一(私、埼玉)部員の賭博行為=5月18日から1カ月。

2023.5|明石市立明石商野球部長逮捕 学校金庫から50万窃盗疑い 署に出頭

anh<新聞報道> 兵庫県警明石署は24日、勤務する明石市立明石商業高の金庫から現金約50万円を盗んだとして窃盗容疑で、野球部の部長を務める臨時教諭平峯康二容疑者(41)=明石市魚住町長坂寺=を逮捕した。同校野球部は春と夏の甲子園に出場経験がある強豪校。逮捕容疑は3月29日から5月17日までの間、事務室の金庫で保管していた約50万円を盗んだ疑い。署や同校によると、現金は播磨地域の高校の家庭科教員らでつくる部会の運営資金で、同校の教員が管理を引き継ぎ3月29日に金庫に保管。5月17日に確認したところ、なくなっていることに気付き県警に届けた。同校は23日、緊急職員会議などを開き、平峯容疑者が同日夜、自分が盗んだことを校長に申し出て署に出頭した。「業務で金庫を開けた際に現金があることに気付き、盗もうと思った」と容疑を認めている。平峯容疑者は2013年から臨時教諭や野球部のコーチを務めるなどし、22年に部長となった。(共同)

第95回選抜大会出場 東海大菅生 若林弘泰前監督(56)暴行容疑で書類委送検

anh部員に暴力を振るったとして、警視庁は4月10日までに暴行容疑で、高校野球の強豪校として知られる東海大菅生高の野球部の若林弘泰前監督(56)を書類送検した。<2023.1.20> 第95回記念センバツ高校野球大会(3月18日から14日間)の運営委員会が1月20日に開かれ、日本学生野球協会緊急審査室会議で宮原上総部長と若林弘泰監督が謹慎処分を受けた東海大菅生について、推薦校として扱うことを確認した。これによって、27日に開かれる選考委員会で同校が出場校として選出された場合は本大会に出場できる。<2023.1.20> 若林監督は部内体罰と報告義務違反のため昨年12月5日から4カ月の謹慎処分。宮原上総部長(33)は報告遅れのため昨年12月5日から1カ月の謹慎に。<2023.1.17> 春夏通算8度甲子園に出場し今春センバツ出場が当確とみられている東海大菅生(東京)の若林弘泰監督(56)が部員への暴力により謹慎していることが1月17日、分かった。昨年9月に問題が表面化し、暴力を受けた当該生徒は既に退学。学校側は高野連に報告済みで、日本学生野球協会が緊急審査室会議を20日に開催し、処分を決定する見込みとなった。若林監督は投手として東海大相模から東海大、日立製作所を経て、91年ドラフト4位で中日入り。通算17試合で1勝1敗、防御率8.85の成績で97年に現役を退いた。09年に東海大菅生監督に就任し、15年選抜で指揮官として初めて甲子園出場。17年夏、21年春夏と計4度甲子園出場に導いた。過去、19年センバツでは春日部共栄(埼玉)松山聖陵(愛媛)の監督が部員への体罰で大会直前に謹慎処分を受けたが、監督が交代し大会に出場した例がある。

静岡県立掛川工業高校硬式野球部監督 特定の部員に対し暴言吐き指導から外れる

anh<新聞報道> 静岡県立掛川工業高校硬式野球部の監督が特定の部員に暴言を吐いたとして、指導から外れていたことがわかった。同校は事実を把握し、県教育委員会や県高校野球連盟に報告している。県教委によると、監督を務めていた30歳代の男性教諭は、部活動中の男子部員1人に対し、「死ね」「バカ」「使えないな」などの暴言を浴びせたとされる。この部員は現在、部活動に参加していないという。3日に、この部員の保護者から同校に相談があった。監督は大筋で認めているといい、同校は近く保護者会を開く方針。県教委は「調査で事実関係を確認し、その結果に基づいて、処分や指導を行っていく」としている。

令和5年4月4日 日本学生野球協会審査室会議 大学・高校7件の不祥事処分決定

anh<新聞報道> 日本学生野球協会は4月4日、審査室会議を開き、高校6件、大学1件の処分を決定。関東学院大(私、神奈川大学連盟)のコーチは、部員計5人に対する暴力、暴言、セクハラ、報告義務違反で謹慎1年1カ月。大学側は、コーチの契約を更新しない。近大高専(私、三重)の非常勤講師のコーチ(25)は体罰、不適切指導、暴言と報告義務違反で、今年1月12日から7カ月の謹慎。准教授の部長(56)は、報告遅れで謹慎3カ月。コーチは20年8月~23年1月にかけて、第2グラウンドや雨天練習場などで部員をノックバットでこづく、胸を押す、胸ぐらをつかむ、指導時に正座を強要するなど、不適切な指導を行った。被害にあった部員は合計22人。英心(私、三重)の監督(49)は不適切指導で謹慎1カ月。20年10月、当時3年生部員Aの喫煙を目撃したが注意を怠った。今年1月下旬、卒業生から当該校に報告があり発覚した。北海道栄(私、北海道)の監督(47)は不適切な指導と部内体罰、報告義務違反で謹慎4カ月。21年4月20日、寮で夜の点呼後に、2年生部員16人を集めて廊下で正座をさせ、3年生部員と話す際の口調について注意。部員1人の頭を平手でたたき、別の部員の頬を平手でたたいた。翌日、監督は2人の部員、保護者に対して謝罪したが、当該校の管理職への報告を怠った。今年2月17日、校内で行われた体罰の実態調査で発覚した。加計芸北(県、広島)の監督(46)は体罰と不適切指導、報告義務違反で謹慎4カ月。22年1~7月、部員Aに対して服装の指導をする際に上履きのまま足の甲を踏んだ。また、1~2回程度、頭を平手でたたくなどした。昨年11月、被害生徒が法律事務所に相談し、分校と県教育員会に調査の要望があって発覚した。武南(私、埼玉)の監督(55)は部内体罰と報告義務違反で謹慎4カ月。22年11月6日、別の高校で行われた練習試合の後、監督と部員だけでミーティングを行った。緩慢なプレーをした2年生部員Aを3回平手で頬をたたいた。その後、監督は謝罪したが、部長や管理職への報告は行わなかった。酒田東(県、山形)の監督(48)は部外での体罰で謹慎1カ月。今年1月、野球部以外の運動部員の頬を1回、平手でたたいた。

令和5年3月3日 日本学生野球協会審査室会議 高校8件大学1件不祥事処分決定

anh日本学生野球協会は3月3日、東京都内で審査室会議を開き、高校8件、大学1件の不祥事に対する処分を決めた。高校では、天王寺(府、大阪)が部員の部内いじめで1月12日から、久御山(府、京都)が部員のパチンコや賭けトランプで2月23日から、それぞれ1カ月の対外試合禁止となった。大学では、部員同士の暴力を把握しながら報告が遅れた鶴見大(私、神奈川)の部長を2月24日から3カ月の謹慎とした。その他の高校6件の処分は次の通り。<謹慎>・市尼崎(市、兵庫)の元コーチ 不正行為=2020年10月1日から6カ月 ・小出(県、新潟)の監督 部内暴力、暴言、不適切発言=1月16日から3カ月 ・所沢商(県、埼玉)の監督 部内暴言と不適切行為=1月6日から3カ月 ・長岡向陵(県、新潟)の元監督 不適切発言=昨年10月17日から3カ月 ・高松桜井(県、香川)の監督 パワーハラスメント行為と暴言=昨年9月2日から3カ月 ・豊南(私、東京)の監督、コーチ 不適切対応と報告義務違反(監督)=2月20日から2カ月、部内体罰と暴言、不適切指導(コーチ)=昨年12月26日から6カ月。

和歌山県立和歌山商野球部男性監督(64)練習中1年生部員の頭をバットで殴打

anh<新聞報道> 和歌山市の県立和歌山商業高の野球部で昨年10月、男子部員の頭をバットで殴ったとして、和歌山区検が暴行罪で野球部の元監督(64)を略式起訴したことが2月14日、分かった。今月7日付。和歌山簡裁は8日付で罰金15万円の略式命令を出した。<2022.12.19> 和歌山県警和歌山西署は12月19日、元監督(64)を傷害の疑いで書類送検。<2022.12.5> 和歌山県立和歌山商業高校野球部の男性監督が部員の頭をバットで殴ってけがをさせた問題で、監督が引責辞任したことが12月5日、学校関係者への取材で判明した。3日に監督から同校に申し出があり辞任が認められた。<2022.12.2> 和歌山市の県立和歌山商業高校野球部(春夏通算7回甲子園出場)で、男性監督(64)が練習中に1年の男子生徒(16)の頭をバットで殴打し、けがをさせていたことが12月2日、同校などへの取材で分かった。一度は練習に復帰したが、11月上旬に適応障害と診断され、退部した。生徒からの被害届を受けた和歌山西署が傷害容疑で捜査している。同校や捜査関係者によると、10月15日の練習中、監督はノックの補助をしていた生徒に「球出しが遅い」などと言い、ヘルメットごしに頭頂部を木製バットでたたいた。生徒は頭部打撲の軽傷。同17日に父親が学校に相談した。監督は生徒と保護者に謝罪し、現在は指導から外れている。

風呂盗撮 石見智翠館高校 高野連に報告 昨春県準優勝野球部の春季大会出場は未定

anh<新聞報道> 石見智翠館高校(学校法人江の川学園、島根県江津市)は2月10日、校内にある女子寮の風呂場で女子生徒が盗撮される被害があったと発表。学校は画像6枚を確認しており、現在は警察が経緯を調べている。同市内で行われた会見に出席した校長は「あってはならない事件が発覚した。心からお詫びしたい」と謝罪した。学校側の聞き取り調査などによればラグビー部と野球部の男子生徒が関与している可能性があることから、両部は現在、全体練習を自粛中。1時間程度の自主練習のみが許されており、全体練習の再開時期は未定という。野球部に関しては、事件が発覚した2日後に県高野連へ報告済みで春季大会県予選への出場に関しては未定としている。

2022.9.01|春・夏通算7度甲子園出場 滝川第二監督 部員に暴言「殺すぞ」

c0356fa3高校野球の強豪滝川第二の新しい監督に、平安(現龍谷大平安=京都)で選手として春、夏計2度の甲子園大会に出場した服部大輔氏(36)が就任することが2月6日、分かった。前監督は部員や顧問に暴言を吐いたなどとして、昨年9月に解任されていた。服部氏の着任は4月1日付。服部氏は現役時代、左腕投手として活躍し、平安では2003年春の選抜大会で8強入り。同年夏の全国選手権では3回戦で、東北のダルビッシュ有と投げ合い、延長11回の末に敗れた。卒業後は日大、日立製作所でプレーし、母校で指導に当たるなどしていた。滝川第二によると、昨年春、当時の監督が新型コロナウイルスに感染した部員を指して「○○菌」と呼んだり、部員の面前で2人の顧問教員に対し「教師やめてしまえ」と叱責したりするハラスメントがあったと認定。昨年9月9日付で解任した。3月末まで指揮を執る塚本泰成監督代行(25)は服部氏の監督就任以降も代行として補佐する。<2022.9.9> 滝川二は9月9日、西詰嘉明監督を解任し、監督代行に塚本泰成氏、部長に内藤生紀氏の両顧問が就任したと発表。<2022.9.1> 滝川第二高校(学校法人滝川学園、神戸市西区)の監督(52)が部員に対して暴言を吐いたなどとして、兵庫県高校野球連盟が調査していることが9月1日、分かった。今後、上部団体に報告し、処分も検討される見込み。同校によると、監督は今年4~5月、新型コロナウイルスに感染した部員を指して「○○菌」と呼んだり、選手に「殺すぞ」と発言したりしたという。このほか、複数の顧問教員らが、生徒の前で監督から叱責されるなどのハラスメントを受けたと申告したという。同校の調査に対し、監督は一部を否定しているが、関係者への聞き取りで暴言やハラスメントがあったと認定。監督は部員らに謝罪したという。滝川第二は春夏合わせて7度の甲子園出場を誇る名門校。監督は社会人野球を指揮した経験があり、昨年3月同校に赴任、夏の兵庫大会では2年連続でベスト8に導いた。今月開幕する秋季兵庫県大会への出場も決めているが、同校では処分次第で監督交代も検討する。

野球部コーチ 部員に「荷物まとめて地元へ帰れ」消灯時間守らぬ部員 平手打ちも

anh<新聞報道> 日本学生野球協会は、高朋高校(学校法人神通学館、富山市)硬式野球部のコーチの男性(36)が部員に体罰をするなどしたとして、このコーチを昨年11月20日から謹慎4か月の処分にしたと発表した。処分は1月31日付。同校によると、コーチは2021年5月、寮で消灯時間を守らなかった当時2年生の部員の顔を3回平手打ちするなどした。部員にけがはなかった。さらにコーチは昨年11月、部室で2年生部員に「お前はチームにとっていらない。荷物をまとめて地元へ帰れ」と暴言を吐いた。部員が1年生にボクシングのような遊びを強要し、指導後も反省の態度を示さなかったためという。同校によると、コーチは部員2人に謝罪。コーチには校長が口頭で注意した。

ノースアジア大明桜野球部で暴力行為 報告遅れで責任教師(27)が謹慎処分に

2年生が1年生の部員に対して暴力行為

令和5年1月31日 日本学生野球協会審査室会議 高校11件の不祥事処分を決定

anh日本学生野球協会は1月31日、都内で審査室会議を開き、高校11件の処分を決めた。大産大付(私、大阪)は、元プロ野球選手の田上秀則監督(42)が暴力と暴言、報告義務違反で昨年9月21日から1年の謹慎処分となった。また、コーチ(33)が暴力で昨年11月19日から謹慎1カ月。部員間でのいじめ1件、暴力4件も発覚し、昨年11月21日~12月20日までの対外試合禁止処分。ノースアジア大明桜(私、秋田)の責任教師(27)は、部員間の暴力について県高野連への報告が遅れたため1月25日~4月24日まで謹慎3カ月。飛龍(私、静岡)は、2年生2人による1年生6人に対する部内暴力で、1月7日~2月6日の対外試合禁止処分。府中東(県、広島)の監督(37)は、部内体罰と報告義務違反で謹慎2カ月。新潟産大付(私、新潟)のコーチ(68)は部内体罰で昨年12月12日から1カ月の謹慎。高朋(私、富山)のコーチ(36)は、体罰と部内暴言、報告義務違反で昨年11月20日から謹慎4カ月。瓊浦(私、長崎)は、監督(37)が体罰、部内暴言と報告義務違反で謹慎7カ月。コーチ(24)が暴力と報告義務違反で謹慎2カ月。副部長(56)が体罰と報告義務違反で謹慎2カ月。部長(34)の報告遅れで謹慎1カ月となった。三田松聖(私、兵庫)は部員同士の暴力といやがらせ行為で、昨年12月15日~3月14日までの対外試合禁止3カ月。明星(私、東京)監督(41)は、ハラスメント行為で謹慎1カ月。

野球部員集団暴行 聖カタリナ学園高校が謝罪文書 野球部寮での集団暴行報道受け

0cf92740聖カタリナ学園野球部の新監督に高校野球解説者の浮田宏行氏(51)が2月1日付で就任することが決まった。浮田氏は松山商高卒業後、創価大や社会人野球のプリンスホテルでプレーした。ポジションは内野手や捕手。現役引退後は自営業をしながら、県内で高校野球のテレビ解説も務めている。<2022.12.24> 聖カタリナ学園高校の野球部寮で集団暴行を受けたのは、適切な指導管理など安全配慮義務を怠ったことが原因だなどとして、元部員が高校を運営する学校法人や当時の監督らを相手取り、約3571万円の損害賠償を求めて松山地裁に提訴。<2022.11.10> 昨春の選抜高校野球大会に出場した聖カタリナ学園高(松山市)は11月10日までに、野球部内で集団暴行があったとして、いじめ防止対策推進法が定める重大事態と判断し愛媛県へ報告した。県私学文書課は「より具体的な報告が学校から来るのを待って、調査の必要性を判断する」としている。同課によると、学校側からの報告は2日付。報告内容によれば、集団暴行は野球部の寮内で5月に1、2年生13人の間で起きた。9人が4人をいじめた。同様のトラブルは昨年11月にもあり、4人が1人をいじめたという。<2022.8.31> 聖カタリナ学園高野球部監督(41)が指導復帰、部員集団暴行問題で辞意一転。6月に問題が発覚した際に同校は「監督は辞任する意向で、年度内は野球部の活動に関与しない」と説明していた。<2022.7.21> 聖カタリナ学園高校(学校法人聖カタリナ学園、松山市)は7月21日、野球部の寮内で2021年11月と22年5月に起きた集団暴行に関する毎日新聞の報道を受け、謝罪を含む文書を報道各社に公表。<新聞報道> 2021年春の選抜高校野球大会に出場した聖カタリナ学園野球部の寮で21年11月と22年5月に集団暴行があり、男子部員2人が被害に遭ったことが分かった。いずれも心や体に傷を負い、愛媛県外へ転校している。同校教員の監督と部長は辞任する意向。学校は5月の問題について「生徒間の不祥事」として6月に公表したが、暴行であることや人数など詳細は明らかにしなかった。関係者によると5月18日午後5時ごろ、松山市郊外の野球部寮の一室で、1年と2年の計9人が約1時間にわたり1年の部員の腹や脚を殴る蹴るなどした。被害部員は2週間の打撲などと診断されて7月に転校。<2022.6.1> 2021年春の第93回選抜高校野球大会に出場した聖カタリナ学園(学校法人聖カタリナ学園、松山市)の野球部が部員同士のトラブルのため活動を停止していることが6月1日、同校への取材で分かった。学校側の説明によると、5月下旬に野球部寮で暴力行為があり、寮生は一部を除いて自宅待機としており、今回の問題について「生徒への聞き取りを進めており、詳しいことは答えられない」としている。7月の全国高校野球選手権愛媛大会への出場は検討中という。同校は女子校から男女共学になった2016年に野球部を創部。<2021.3.24> 第93回選抜高校野球大会で春夏通じて初の甲子園出場を果たす聖カタリナ学園、創部5年目の若いチームを率いるのは 松坂世代の越智良平監督。宇和島東高時代は3度甲子園に出場し早稲田大学では主将を務めた。<2019.3.06> 聖カタリナ (私、愛媛) 部長、コーチ 1月10日~4か月 部長、コーチの暴言、報告義務違反。

春夏通算3度甲子園出場 瓊浦高野球部で監督らによる暴言や暴行が繰り返される

anh<長崎国際テレビ> 指導者による暴言や暴行が繰り返されていた長崎市の私立瓊浦高校の野球部で、新たに部長も部員に暴行していたことがわかりました。前監督と前コーチによる暴行や暴言が発覚していた瓊浦高校野球部。学校によりますと、新たに部長を務める教員が去年11月の守備練習の際、2年生の部員の肩を両手で押す暴行を行っていたことが聞き取り調査でわかりました。さらに、現在の監督は事態を把握しながら県高校野球連盟への報告を怠っていたということです。野球部では現在、指導者4人が指導から外れる処分を受けています。また、学校はすでに暴行が発覚していたバドミントン部以外の2つの部活動でも顧問が暴行を行っていたとして、処分を受けていたことも明らかにしました。<2022.12.15> 瓊浦高野球部(私、長崎市)で監督(教員)らによる暴言や暴行が繰り返され、練習を休んだり退部したりする部員が相次いでいることが12月14日、同校や関係者への取材で分かった。監督らは今年9月の緊急保護者会で謝罪。学校側は暴行や暴言を禁止し監督を交代させたが、約1年半後に復帰させる方針を示した。同校は13日、県高野連に口頭で報告した。同校野球部は甲子園出場経験があり、プロ野球選手も輩出。同校によると、現在の部員は約30人。市外や県外出身者もおり、多くが寮生活を送っている。校長は当面、監督を副部長に、部長(教員)を監督に、副部長を部長に配置替えするとしたが、監督については約1年半の「指導者としての資質を高める期間」を経て、元に戻す予定と説明した。関係者からは「それでは意味がない」との声も聞かれる。

大阪産業大付高 田上秀則監督 練習中に部員を平手打ち 暴言のパワハラ行為指摘も

anh<新聞報道> 大阪産業大学付属高校は1月21日までに、練習でミスをした部員への平手打ちが発覚した元プロ野球選手の田上秀則・野球部監督(42)との契約を3月末で打ち切ると明らかにした。同校によると、事実上の解任。田上監督が平手打ち以外に、部員に「おまえは頭に障害があるからミスをする。病院に行け」などと暴言を吐いていたことも認定した。また同校は、田上監督の同級生で野球部寮の管理人の男性コーチとその妻が、生徒に対して不適切な言動をしていたことも調査で確認した。同校側はこの2人との契約も3月末で打ち切る。田上監督は同校出身で、18年から母校の監督を務めていた。<2022.11.12> プロ野球ソフトバンクなどで活躍し、平成30年から母校の大阪産業大付属高校(私、大阪市城東区)の野球部監督を務めている田上秀則氏が、練習中にミスをした部員に平手打ちをしていたことが11月11日、同校への取材で分かった。同校は暴力発覚後の9月に練習に参加しないよう指示し、大阪府高野連にも報告した。田上監督は取材に、暴力行為は指導の一環だったという趣旨の説明をした上で「思いが伝わらなかった。高校野球は難しい」と話した。同校は高野連側の処分を待っているとし「生徒が野球をしやすい環境をつくりたい」としている。部員や保護者は取材に対し、田上監督が暴力以外にも「おまえは頭に障害があるからミスをする」などと暴言を吐いたり、無視したりするなどのパワハラ行為をしていたと主張しており、同校はそうした問題についても今後調査する方針。一部の保護者が府高野連に申告して発覚した。

春夏通算甲子園10回 延岡学園 元野球部員「暴言で自殺未遂」当時の監督ら提訴

anh<新聞報道> 延岡学園高校(学校法人延岡学園、宮崎県延岡市)野球部の監督から度重なる暴言などを受け、精神的苦痛から自殺未遂をしたとして、部員だった元生徒が当時の監督と学園を運営する学校法人を相手取り、約700万円の損害賠償を求める訴訟を宮崎地裁延岡支部に起こした。提訴は昨年12月12日付。訴状によると、元生徒は2022年7月に部員が生活する寮の寮長に指名されたが、その時期に就任した監督兼部長に、寮生たちの前で「お前調子にのってんのか。クソガキ」「いつまで言い訳するんや」などと罵倒され、練習中は飲み物を買いに行かされるなど使い走りとして扱われたと主張。8月に自分が暮らす寮のトイレで首にタオルを巻いて自殺を図り、その後医師に適応障害と診断され、10月末に退学したという。学校側は取材に対し、野球部関係者らからの聞き取りから「そのような事実はなかった」と主張。「裁判で全面的に争う」としている。

甲子園2度出場 市立尼崎硬式野球部で「サイン盗み」コーチが強要も実行はされず

anh<新聞報道> 兵庫県尼崎市の市立尼崎高硬式野球部で令和2年秋、20代の男性コーチがレギュラー選手に対し、相手捕手のサインを見て味方の打者に伝える「サイン盗み」をするよう指示していたことが12月22日、市教委への取材で分かった。コーチは従わなければ試合に出さないなどと選手に告げ、口止めもしていたという。同校は夏の甲子園大会に2度出場した強豪校。日本高野連によると、サイン盗みは禁じられており、指導者による部員への指示が発覚するのは異例。市教委によると、指示があったのは、秋季兵庫県大会3回戦前日の2年9月20日夜。コーチはレギュラー選手9人とランナーコーチ2人を集め、「捕手のサインが三塁コーチから見えたら打者に合図して伝えろ」と指示。「チームの代表である責任が分からないなら背番号を返せ」と求めた上で、「バレたら俺と監督の首が飛ぶ」「他の部員や親にも言うな」と伝えたという。しかし、翌日の試合でサイン盗みは行われず、同校は敗退した。サイン盗みを要求された部員の1人は直後から不眠や嘔吐の症状を発症。鬱病と診断され、部活動に参加できなくなったという。学校は約2週間後に不正を把握。コーチは事実関係を認めて指導から外され、その後退職した。学校はサイン盗みの指示を知りながら黙認した監督も指導自粛の処分とした。監督は翌年度に他校へ異動した。学校は一連の事実関係を公表していなかった。市教委は「鬱病になった生徒に配慮した」としている。

飛龍高校 野球部員に暴言や体罰 監督やコーチらが関与か 学校側「責任を感じる」

anh飛龍高校野球部(私、沼津市)で、上級生が下級生に対し暴力を振るっていたことが明らかになった。2022年12月14日、学校に「野球部で暴力行為が行われているようだ」と相談があった。翌日、野球部員全員にアンケートを実施したところ、寮内のシャワールームで少なくとも2年生2人が1年生2人に対し、背中を複数回叩いてけがをさせていたことがわかったという。学校側は、「全容解明に努めるとともに被害を受けた生徒の心のケアも行っていきたい」と話している。2022年12月14日から野球部の活動を休止し、部内で暴力行為があったことを静岡県高野連に一報したという。飛龍高校野球部をめぐっては、2022年5月、指導者による部員への体罰や元会計責任者による部費の私的流用が相次いで発覚していた。<2022.5.31> 私立飛龍高校(学校法人沼津学園)野球部で指導者による体罰、学校側は保護者に説明。静岡県高野連に報告済。<2017.11.07> 飛龍高校野球部秋季県大会準々決勝で22分抗議、学校は監督ら3人解任。飛龍(私、沼津市、平成27年夏静岡大会準優勝)の監督、部長、コーチ計の3人が公式戦での執拗な抗議を理由に、同校から解任されたことが11月6日分かった。9月30日の秋季県大会準々決勝、対常葉大橘戦(清水庵原球場)で、9回裏、飛龍の攻撃中、右中間フェンス際に大飛球が上がったが、審判はフェンスを越えていないインプレーと判定、本塁打と勘違いした打者走者がスピードを緩め三塁でタッチアウトになった。直後に監督らが判定を巡って審判団への抗議を開始、選手をベンチに引き揚げさせるなどして試合が22分間中断、異例の騒動になったが試合は再開して飛龍は0-3で敗退。この試合をスタンドで観戦していた校長が 「執拗な抗議は尋常ではないこと」 と重く見て、監督ら首脳3人を野球部の指導から外す措置を取っていた。現在は副部長が新監督として指揮しているが、3人の解任に納得しない声も噴出。ネットで解任撤回の賛同者を求める動きが出ている。

令和4年12月16日 日本学生野球協会審査室会議 高校11件の不祥事処分決定

anh日本学生野球協会は12月16日、東京都内で審査室会議を開き、和歌山商(県、和歌山)の監督が練習中に部員の頭をバットでたたいた事案について10月17日から4カ月の謹慎処分とした。この監督は既に退任した。その他の高校10件の処分は次の通り。<除名>・校名非公表の部長 県迷惑防止条例違反。<謹慎>・上宮(私、大阪)の監督 部内体罰と虚偽報告、暴言、報告義務違反=8月11日から1年間 ・京華商(私、東京)のコーチと部長 部内暴言と報告遅れ=コーチは11月24日から1カ月、部長は11月30日から3カ月 ・鹿児島実(私、鹿児島)の部長 報告遅れ=8月31日から3カ月 ・水戸桜ノ牧(県、茨城)の部長 部内暴言=12月5日から6カ月 ・高知中央(私、高知)のコーチ 部内暴力=11月29日から3カ月 ・三田西陵(県、兵庫)の部長 部内暴言=10月25日から1カ月。<対外試合禁止>・北九州(県、福岡) 部員の部内いじめ=11月16日から3カ月 ・※小名浜海星(県、福島)部員のSNS不適切使用と金銭強要=10月11日から3カ月 ・鹿児島商(市、鹿児島)部員の部内暴力と飲酒、喫煙=11月10日から3カ月。※小名浜海星の野球部員10人が架空の人物になりすまし、SNS上で同校の生徒ら3人に金銭の強要を行った。発表によると1年生部員が8月上旬、架空の人物になりすましてインスタグラム上にアカウントを作成。他の部員も加わって相手に交際を持ちかけるメッセージなどを送り、何度かやり取りした後で別れ話を持ちかけ、金銭を要求したという。実際に金銭のやり取りはなかった。

秋田県高野連発表12月8日現在令和4年度秋田県内高校野球部不祥事案件18件

anh秋田県高等学校野球連盟は12月9日の2022年度第2回評議員・理事会で、本年度は8日までに県内高校野球部で18件の不祥事があったと発表。内訳は・いじめや暴力6件 ・飲酒や喫煙4件 ・交流サイト(SNS)の不適切利用3件 ・考査やテスト関係2件 ・窃盗1件 ・嫌がらせ1件 ・学校の報告遅れ1件。このうち、いじめで金足農が7月19日から3カ月、西目が10月26日から1カ月の対外試合禁止処分をそれぞれ公益財団法人日本学生野球協会から受けている。

熊本 九州学院高校 令和4年夏甲子園出場メンバー飲酒 公表せず国民体育大会出場

anh<新聞報道> 今年夏の全国高校野球選手権大会で8強入りした九州学院高(私、熊本市)の2年の野球部員が、大会前の6月に飲酒していたことが分かった。9月にも3年の部員1人を含む生徒5人が寮内で飲酒。同校は、いずれも公表していなかった。同校によると6月、寮の責任者が寮内で体調不良の2年の部員を見つけて飲酒が発覚。部員は「精神的に不安定でイライラし、1人で飲んだ」と説明。学校が対応を検討中、6月末に部員は転校したという。9月にも寮の責任者が飲酒中の5人を見つけ、同校は1週間の謹慎処分とした。学校は2件をそれぞれ熊本県高校野球連盟に報告。日本高野連の指示で、3年の部員は飲酒発覚から1カ月間の公式戦出場停止とした。学校側は非公表とした理由を「野球部員の集団での飲酒ではないため、一般の生徒と同じ対応をした」と説明。「指導が行き届いていなかった。今後同じことが起こらないよう努める」と話した。

令和4年11月15日 日本学生野球協会審査室会議 高校10件の不祥事処分決定

anh日本学生野球協会は11月15日、東京都内で審査室会議を開き、今夏の全国高校選手権に出場した聖望学園(私、埼玉)は部員12人による飲酒や喫煙が発覚し、10月22日から1カ月の対外試合禁止処分とした。大阪市内の野球場の女子トイレに盗撮目的で侵入した審判員は除名。その他高校8件の処分は次の通り。<謹慎>・東野(私、埼玉)の部長 部内体罰=9月23日から1カ月・鴨川令徳(私、千葉)の監督 部内暴力=9月20日から3カ月・桜ケ丘(山口)の部長 部内体罰と報告義務違反=5月1日から7カ月・水城(私、茨城)の監督 部内暴言=10月12日から1カ月・東明館(私、佐賀)の監督 部内不適切発言=9月12日から6カ月・校名非公表の監督 部内不適切指導=9月17日から6カ月・信太(府、大阪)の監督 部内不適切指導=11月9日から3カ月。<対外試合禁止>・西目(県、秋田)部員の部内いじめ=10月26日から1カ月

2021年夏甲子園出場 佐賀東明館高校 監督のパワハラ認定し謝罪 停職7日処分

anh<新聞報道> 2021年夏の甲子園に出場した東明館高校(佐賀県三養基郡基山町、学校法人東明館学園)は10月25日、野球部監督を務める30代の男性教諭が、部員に常習的な暴言などのパワハラをしたとして停職7日の懲戒処分にしていたことを発表した。処分は17日付で、23日までだった。高校によると、9月12日にパワハラを通報する匿名文書が高校に届き、校内調査をもとに、同19日に第三者でつくるハラスメント審査委員会を立ち上げた。委員会は今月11日、監督の行為の一部がパワハラに当たるとの報告書を提出した。暴言のほか、威圧的な立ち振る舞いもあり、部員がけがを報告しにくい雰囲気があった。一連の行為が原因で数人の部員が辞めたという。同監督は19年8月に就任し、21年夏の甲子園に出場した。高校は県高野連を通じて日本高野連に報告した。

令和4年10月7日 日本学生野球協会審査室会議 高校7件大学2件の不祥事処分

7bca4d9b日本学生野球協会は10月7日に開いた審査室会議で高校7件、大学2件の不祥事に対する処分を決めた。高校では新型コロナウイルスに感染した部員を菌呼ばわりしたり、コーチに「お前の仕事は怠慢だ」と発言したりした滝川二(私、兵庫)の監督を部内不適切発言とパワーハラスメント、暴言で9月1日から6カ月の謹慎とした。同校部長は報告遅れで同日から3カ月の謹慎。大学では帝京平成大(私、東京)の監督が器物損壊で9月15日から3カ月の謹慎処分を受けた。その他の処分は次の通り。高校 謹慎>・茂原北陵(私、千葉)の監督 部内体罰と報告義務違反=7月24日から2カ月 岐阜農林(県、岐阜)のコーチ 部内暴力と報告義務違反=7月15日から2カ月 愛知黎明(私、愛知)の副部長 部内暴言=8月31日から3カ月 東海大札幌(私、北海道)の部長 部内体罰と報告義務違反=9月1日から4カ月 利根実(県、群馬)の部長 報告遅れ=9月16日から3カ月。<対外試合禁止>・水戸農(県、茨城) 部員の喫煙=9月16日から1カ月。大学 謹慎>・広島文化学園大(私、広島)の監督 暴力と報告義務違反=8月3日から4カ月。

東海大札幌 野球部長(36)部員をバットで殴打 部長職解任 1カ月間の謹慎処分

9bee16ee<新聞報道> 東海大札幌高校(私、札幌市)野球部で8月、部長を務めていた男性教諭(36)が、複数の部員の頭をバットで殴る暴行を加えていたことが、学校関係者への取材でわかった。関係者によると、当時、野球部長だった男性教諭は、先月中旬に寮の部屋を見回りした際、部屋が汚いことを理由に1年生と2年生の部員あわせて13人の頭をバットのグリップエンドで殴ったということ。この教諭はすでに部長を解任されており、同校野球部は30日開幕の秋季全道大会に出場する。同校は北海道高校野球連盟に事実関係を報告したとしている。同校野球部は、前身の東海大四高時代を含めて春夏合わせて11回の甲子園出場を誇る強豪。2015年の選抜大会では準優勝した。<2022.9.20> 高校野球の今夏の南北海道大会で4強入りに貢献した東海大札幌の最速150キロ左腕・門別啓人投手(3年)が20日、プロ志望届を提出した。1年秋からバッテリーを組み、高校通算20本塁打の唐川侑大捕手(3年)も共に志望届を提出。
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