
記憶残る選手


レギュラー平均 177.7cm 73.5kg






<ダルビッシュ有>
キャッチャーのフレーミングが凄いという印象













令和4年第94回センバツ大会初出場和歌山県立和歌山東高校に中川大士外野手在籍。父は、1989年の夏の甲子園大会で1年生左腕として経法大付を4強入りに導いた元阪神の中川申也さん。<2018.12.22>平成最後の夏の甲子園で秋田県勢は第1回大会以来、103年ぶりとなる決勝に駒を進めた。吉田輝星 (日本ハムドラフト1位) 擁する金足農の快進撃に日本中が沸いた。その秋田代表として今から30年前の平成元年、甲子園に旋風を巻き起こした1年生エースがいた。1年夏の4強から3季連続で聖地の土を踏み、その後阪神に進んだ “ 元祖・秋田の星 ” 中川申也氏が、フィーバーに振り回された野球人生と秋田の高校野球への思いを明かした。「秋田の人はあんまり僕のことを好きじゃないと思いますよ。生意気だったし、調子に乗ってやりたい放題で評判も悪かった。早い話がてんぐになっていたってことです」 中学時代の実績を買われて鳴り物入りで秋田経法大付属 (現明桜) に進学した中川氏は、背番号11ながら1年生エースとしてチームを甲子園に導く。初戦の出雲商戦で完封勝利、3回戦の星稜戦では名門の意表を突く本盗で接戦を制し、瞬く間に4強へ駆け上がった。「印象深いのはやはり初戦。甲子園はスタンドが広くて、そのぶん打者までの距離が短く感じた。1人目を打ち取ったら、もう緊張はなかった。星稜戦はね、俺が 『(相手の) 左ピッチャーなんか打てん』 と言ったら、前夜に監督とコーチが風呂場で 『もうホームスチールしかないやろ』 と。走者も最初はサインの意味がわかっていなくて、3球目でようやくスタートを切ったんです」 準決勝で吉岡雄二擁する帝京に敗れたものの、甘いマスクの1年生エースは “ 東北のバンビ ”として一躍アイドルに。それまで田舎の高校生にすぎなかった生活は一変したという。「喫茶店もタクシーも全部タダ。『うちの娘が大ファンだから、サインくれたらタダでいいよ』 って。悪いやつにもよく絡まれたな。あるとき地元で有名な暴走族の総長がずっと練習を見に来よって 『あちゃ~、俺なんかしたかなあ』 と思ってたら 『お前のファンや、何かあったら俺に言え』 って。それから絡まれることはパタッとなくなりましたね (笑い) 」その後も2年春、夏と聖地の土を踏んだが、3年の夏は県大会決勝で敗退。ドラフト5位で阪神に入団するも1年時からの投げ過ぎがたたり、一軍の舞台で投げることなくユニホームを脱いだ。「確かに俺はてんぐになっていた。でも、そうさせたのはマスコミも一緒。『何でそんなに体大きくなったの?』 って聞かれて、冗談で 『メシやないです、女いっぱい食ったんすよ』 って言ったのを、本当に書くかと (笑い)。まあ、今となっては笑い話ですけどね」退団後は建設会社に入社。子供が野球を始めたのを機に、今では野球教室で少年たちに指導を続ける。「秋田にもユニホームで勝てるチームが出てきてほしい。帝京、横浜、星稜、大阪桐蔭。どこも整列しただけで威圧感があるでしょ。『秋田と当たってラッキー』 と思われるようじゃ、その時点で負けも同然。せっかく金足農があそこまで行ってくれたんだから、金足農でも明桜でも秋田商でもいい、常連チームが出るようになってくれれば。そうすれば打倒○○!って、県全体のレベルも上がりますから」 金足農が思い起こさせた30年前の秋田の躍進。“ 元祖秋田の星 ” は、フィーバーのその先を願ってやまない。1973年6月30日生まれ。秋田県横手市出身。山内小4年時に同校のクラブで野球を始める。山内中では軟式野球部。秋田経法大付進学後、1年夏、2年春、2年夏と3季連続で甲子園に出場し、1年夏は4強。91年ドラフト5位で阪神入団。95年の引退後は建設会社に勤めるかたわら野球教室を開き、少年野球の指導にあたる。176センチ、78キロ。左投げ左打ち。
2022.1.12 後藤光尊元オリックスコーチ 石川ミリオンスターズ 監督就任

2016.12 秋田県立新屋高校(高校時代の恩師川村監督在校)で特別課外授業
社会人野球 秋田GLANZ勇退。<2014.9.14> 平成26年9月14日付秋田さきがけ紙25面(社会面)で小松祐樹選手(秋田信用金庫、社会人野球ゴールデンリバース)紹介。【2010.7.03】平成23年4月30日(土)13:00~13:30 ABS秋田放送スペシャル「つたえる サイレントベースボールが教えてくれた」放送。高校1年時からレギュラーとしてホットコーナーを守ってきた五城目小松祐樹選手(173/61、将軍野)も今年平成22年最後の夏を迎える(新チーム以降主戦投手)。昨年も観戦したが、守備が巧く聴力にハンディがあるとは感じさせない堅実なプレー、「AAB秋田朝日放送 めざせ!甲子園」でも紹介。最後の今年夏の初戦は、7月15日(木)12:30~対角館戦(八橋球場)。<平成22年春 五城目高校登録選手> ① 小松祐樹(3、将軍野)、② 佐藤優真(3、羽城)、③ 河村憲佑(3、秋田西)、④ 谷口勇大(2、天王南)、⑤ ○ 菅原幸貴(3、羽城)、⑥ 浪岡知也(3、秋田北)、⑦ 畠山塁(2、八郎潟)、⑧ 植田優輝(3、土崎)、⑨ 金沢庸平(3、土崎)、小野幸平(3、八郎潟)、菅原秀吾(2、羽城)、松井雄太(1、土崎)、松井貴也(3、土崎)、小野翔也(2、秋田北)、齊藤和哉(3、五城目一)、阿部駿之(3、勝平)、田中優斗(3、羽城)、伊藤和也(2、秋田北)、北嶋康平(2、八郎潟)、伊藤俊将(1、秋田北)、[責]佐藤浩明、[監]川村寿紀。