★ 備忘録 「熱球通信」 ・ 特定非営利活動法人秋田県野球フォーラム ★

「熱球通信」は特定非営利活動法人秋田県野球フォーラム会員有志による備忘録を兼ねた「秋田県野球」にこだわった私的ブログです。掲載している記録等については公式なものではありませんのでご注意願います。リンク等についてはオールフリーですので事前のメール等一切不要です。更新頻度は原則毎日の更新です。秋田県出身で県外に在住の方も念頭に更新していきますが、内容等一部については地元情報と時差が生じる場合があります。練習・親善試合の結果情報は原則掲載しません。また、コメント送信欄と掲示板については諸般の事情により対応していません。積極的な中学硬式野球・女子野球の紹介に努めています。

審判員記録員

2023 令和5年度秋田県スポーツ賞 功労賞 鈴木鉄三郎秋田県軟式野球連盟理事

詳細は <ABALL PARK KITA> にて
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BALL PARK AKITA より転載 (画像/本人提供)
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ABS秋田放送 秋田県野球協会審判部秋田支部 審判員の技術向上へ講習会話開催

2024.2.09 公益財団法人日本高等学校野球連盟 高校野球特別規則 変更発表

chang<新聞報道> 日本高野連は2月9日、大阪市内で理事会を開き、高校野球特別規則の変更を発表。変更点は2点で、いわゆる2段モーションを反則投球とする「投手の投球姿勢」と「反則投球の取り扱い」を削除、「タイムの制限」も変更して捕手を含む内野手が投手のもとへ行ける回数を1イニングにつき1回1人だけとした。今春の選抜および各都道府県の春季大会から適用。2024 年版日本高野連盟審判規則委員会高校野球特別規則改正及び制定の要点解説 より一部抜粋。 ・高校野球で使用できるバット。 投手の打球による受傷事故防止、投手の障害予防対策の更なる前進を目的とした「令和4年2月 18 日制定金属製バット の新基準」に関して2022 年・2023 年の2年間猶予期間が終了し、2024年シーズンインからは公式戦での使用は新基準バット(グリップ部にR表示)のみ使用可能。 ・ 試合のスピードアップを図るため「タイムの制限」捕手を含む内野手が投手のもとへ行ける回数を1イニングにつき1回1人だけに を追加。 ・「投球動作をスムーズに行わずに、ことさらに段階をつけるモーションを したり手足をぶらぶらさせて投球することという文言を削除」ただし、技術的な面においてもマナーの面においても二段モーションは望ましい投球フォームではないとい う考え方に変更はなし。

2019.8|戻ってくるな!置き換え 置き換え!秋田中央2年 加賀谷三亜土選手

3rd加賀谷三亜土選手 東都大学野球1部中央大に野球部マネジャーで進学。<2019.8.6> 日刊スポーツ / 三塁コーチは 「サード」に任せろ!45年ぶり5度目の甲子園出場となった秋田中央の加賀谷三亜土 (さーど) 内野手は、三塁コーチ、伝令としてチームを支える。2年生ながら卓越した野球知識と広い視野を武器とする貴重な戦力だ。明桜との県大会決勝でも、真価を発揮した。延長10回1死満塁のピンチ。二塁後方への飛球を右翼手の河野泰治 (3年) が好捕。二、三塁の走者が飛び出していたため、二塁に送球し併殺。攻守交代で選手がベンチに戻りかけた瞬間、ベンチの加賀谷が叫んだ。「戻ってくるな!置き換え、置き換え!」。二塁のアウトよりも先に、三塁走者が本塁を踏んでおり、そのままナインがファウルラインを越えてしまうと、得点が認められてしまうところだった。その後三塁にボールが送られ、「第3アウトの置き換え」 をアピールし失点を防いだ。これで勢いがついたチームは、直後にサヨナラ勝ち。久々の甲子園出場をもたらす目に見えないビッグプレーとなった。昭和の野球漫画ドカベンでも描かれた難解なルールだったが、平成14年生まれの加賀谷は、しっかりと記憶していた。幼い頃から自宅にある沢山の野球漫画を何度も読みあさってきた。「明訓対白新で不知火さんがやられたのも覚えていた。こんなプレーがあるんだなあと」。高校入学後、佐藤幸彦監督 (45) から細かい指導を受けるうちに、気付いたらあらゆる状況に対応できるまでになった。野球大好き一家で育った。高校球児だった父、マネジャーだった母の影響で、金足西小2年から野球を始めた。ちなみに兄2人も奨人  (しょうと) さんと千太 (せんた) さんと、野球ネーム3兄弟だ。三亜土については 「みんなに1回で覚えてもらうから気に入っています」 と笑う。小6の秋田市選抜では 「サード」 を守ったこともあるが、現在の本職は二塁手。セカンドにボールが飛んでも 「サード!」 と声がかかるなどややこしい面もあるが、選手たちは慣れたものだ。県大会での出場こそなかったものの、実力は捨てたものではない。中3の全日本春季少年軟式野球では、秋田クラブの主将として準優勝。佐藤幸彦監督は 「とにかく気が利く野球小僧」 と大きな信頼を置く。熊谷郁哉主将も 「誰よりもルールがわかっている。なくてはならない存在」 と認める存在だ。背番号14で臨む甲子園に 「チーム勝利のために、自分が何をできるかを考えて戦う」 と献身的なサポートで47年ぶりの勝利を引き寄せるつもりだ。【野上伸悟】

NPB一般社団法人日本野球機構|中途採用正職員 公式記録員若干名募集します。

2024年公式記録員の採用募集について

日本野球機構(NPB)公式記録員 年間1700試合以上 22名公式記録員担当

日本野球機構(NPB)1年間で1700試合以上現役NPB審判員53名が担当

秋田さきがけ|秋田県野球協会 三浦和幸審判員 社会人アジア選手権(台湾)派遣

三浦和幸アマチュア野球国際審判員(50 秋田工陸上部-秋田東)
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秋田県3会場|2023令和5年秋田県野球協会2種野球公認審判員資格審査会

秋田市会場
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大館市・横手市会場
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パ・リーグ一番長い日10.19経験|元近鉄 佐藤純一審判員30年間の現役生活

2020 令和2年11月6日 パ・リーグ 佐藤純一審判員勇退

規則 / 2012 平成24年8月13日 甲子園大会 済々黌(熊本)- 鳴門(徳島)

35かみじょうたけしさん(45)著「野球の子 盟友」でも紹介。<2022.1.11> 漫画家 水島新司さんが1月10日、肺炎のため東京都内の病院で死去、82歳。<2019.7.21> 2019秋田大会決勝 秋田中央-明桜、延長11回明桜の攻撃中、秋田中央が一死満塁でライトへの打球が飛んだ場面で野球規則 7・10(d) によるアピール (アウトの置き換え) プレーで失点を防ぐ。【2015.2.25】済々黌中村謙選手談 「小学校のとき、ドカベンを読んでルールは知っていました。(得点が) 認められるまでドキドキしましたけど。自分たちはあまり打てないので、そういうものでも点を取りたくて練習していました」。高校野球の古典漫画の名場面を全員で頭と体に刷り込んできた。< 蛭間豊章 Baseball insideより抜粋 > 8月13日の済々黌-鳴門は済々黌が鳴門に3-1で勝利したが、1点リードの7回、1死一、三塁から遊直が一塁に転送されて併殺が完成する前に、三塁走者が帰塁しないまま生還。鳴門のアピールがなく得点が認められて貴重なダメ押し点が入るという珍しいプレーがあった。済々黌が1死一、三塁から仕掛けたエンドランは、遊撃へのライナーに。鳴門の遊撃手が一塁に転送、飛び出した一塁走者は帰れず、併殺が完成した。一度はスコアボードの7回裏に0が入ったが、三塁走者が、一塁手の捕球より一足早く本塁を踏んでいた。鳴門が三塁に転送して 「三塁走者の離塁が早かった」 というアピールすれば良かった。西貝球審は、鳴門ナインがベンチに戻ったのを確認(アピール権消滅)して、得点が入った事を球場側に伝え7回裏に1が入った。「このルールは 『ドカベン』 を読んで知っていました。守備も走塁も練習していたので、迷うことなく走りました。自分たちの機動力野球の真骨頂というプレーができました」。しかし、その伏線は5回にまったく同じ状況で、三塁走者がホームをついた。この際に、球審に 「生還が早かったのでは」 と走者がアピール。これは認められなかったが、鳴門側が一切三塁走者に気を払っていなかったために、7回も三塁走者が遊撃ライナーを取られたのを見ても、走りを止めずにホームを駆け抜け、それを球審がしっかり確認していたようだ(記録は遊撃ライナーで打点1)。西貝球審は、即座に得点が入った経緯を場内放送で説明。それは相手の鳴門側を納得させるためというよりも、超満員に膨れあがったファンへの素晴らしいレクチャアになった。プロ野球では、退場処分などで場内アナウンスをするケースはあっても、野球規則に関して難しいプレーの際にこれだけ明瞭迅速に行われるのは稀だ。済々黌の選手に拍手を送ると共に球審の行動にも賛辞を送りたい。鳴門側から見れば、細心の注意を払えば防げた点なのである。新聞などで使っている 「ルールの盲点」 でも何でもない。これにより、野球規則に精通することの大切さを改めて知らされたプレーだった。

秋田県高等学校野球連盟表彰 | 齋藤俊晴審判員(46)| 須藤聖也審判員(35)

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秋田県高野連は長く高校野球の発展に尽力した齋藤俊晴審判員(46)と須藤聖也審判員(35)を表彰。<2018.2.18 センバツ大会新聞報道> 須藤聖也さんは2007年卒で、現在はTDKに勤務している。さらに県野球協会審判部に所属する審判員の顔を持つ。 野球を始めたのは小学4年のころ。由利工に進学し野球部に入ったが、2年のとき病が原因でプレーを断念した。だが野球への情熱は冷めなかった。監督の誘いでマネジャーに転身し、その後審判を勧められ、3年の春に資格を取得した。卒業後、会社員として働きながら練習試合などで経験を積んだ。今では夏の秋田大会や社会人野球の都市対抗予選など、重要な試合のジャッジを任されるほどになった。昨秋、福島県で開かれた東北大会に派遣され、能代松陽-八戸学院光星など4試合で球審や塁審を務めた。 特に高校野球の試合では 「審判であり、先生でもある」 と意識しているという。攻守の交代が遅い時などは「頑張っていこう!」と優しく指導する。 出身校が出る公式戦の審判はできないが、練習試合は可能。昨年9月には、由利工と甲子園常連の関東一の練習試合で球審を務めた。大敗したが 「母校が強豪に挑む一戦に立てて光栄でした」 と喜びを語る。 <2011.10.06> 2011年度秋田県野球協会公認審判員 第1種合格者 。佐々木英樹、相原進、高橋典昭、加藤優樹、佐藤俊介、三浦秀峰、中田友和、藤原達則、戸嶋辰巳、菅生真澄、高橋信一、梅田史郎、佐々木真樹、保坂一弘、桜庭仁、田口浩之、高野直人、真坂徳夫、佐藤潤、伊東寿栄、高橋英樹、本間智紀、佐々木聡、新田秀、矢野謙三、藤井幸司、小松聡、新沢講平、榊田健司、福田明、田村巧、進藤孝之、荒木田民雄、佐藤竜、赤川光浩、栗田健、佐藤金也、松井健一、大山宏之、高橋誠、佐藤潤。<2010.10.9> 2010年度 秋田県野球協会公認審判員 第1種合格者。米沢隆彦、石崎賢一、柴田亨、木村浩人、清水健吾、小林圭、田中武晴、齊藤等、中嶋芳浩、酒井誠、佐藤直樹、佐藤和久、浅野和幸、菅生善彰、佐々木秀樹、夏井拓也、佐藤博一、大友健生、石塚優大、須藤聖也、真坂美幸、三浦雅弘、真坂聖、古屋智、渡辺貴、河道正徳、伊藤晴一、小松正義、豊嶋真史、浅利卓美、佐藤均、田牧浩悦。<2010.10.7> 1種合格までの道程は大変です。今年夏、秋田工の複数の現役野球部員が審判員の資格取得との報道。最近、予算の関係もあるのでしょうが「審判員3人制」の試合をよく観ます。審判員の高齢化と不足が問題視されている中、前述の秋田工のように野球部員の高校卒業時までの初級審判員資格取得を是非奨励して欲しいところ。

日本野球連盟|23年度シーズン~実証実験「7イニングス制試合特別規程」適用

jaba<日刊スポーツ参照> 日本野球連盟(JABA)は令和5年2月15日、都内で理事会を行い、新しい試合規程について承認した。23年度シーズンから、実証実験として「7イニングス制試合特別規程」を適用する。試合内容を濃密でスピーディーなものとし、社会人野球の価値を高めることが目的。第71回JABA春季四国大会(3月4日~)を皮切りに、全国9地区約40大会において実施される。また、社会人野球の魅力をさらに高めるため「JABAスピードアップ特別規程」を定めた。米メジャーでも23年度から導入されるスピードアップルールを参考に作成したもの。投手のピッチクロックについては、走者なしで12秒以内、走者を背負って20秒以内に制限される。超えると1ボールが加算される。けん制の回数も制限される。3度目は成功しなければボークが宣告される。打者には「バッタースボックスルール」が適用される。打撃姿勢を取った後は、一方の足を打席内に置かなければいけない。打席を離れる場合も「ホームプレートを囲む土の部分」を出てはいけない。違反すれば、最初の違反に対しては警告が与えられ、2度目からは1ストライクが加算される。今までは、同じ打者に対して2度目までは警告、3度目以降からストライクが宣告されていた。打席を離れてもよい場合は、バットを振ったり投球を避けてバランスを崩し、打席の外に出ざるを得なかった場合。犠打をするふりをした場合。暴投や捕逸の場合、など。「ホームプレートを囲む土の部分」を離れてもよい場合は、負傷や負傷の可能性がある場合。交代する場合など。<2023.1.15> 日本野球連盟は1月15日、都内で理事会を行い、日程が未定となっていた第48回日本選手権大会については11月3~19日の12日間。球場は、京セラドーム大阪とほっともっとフィールド神戸で開催すると発表した。日程と開催球場については、オリックスと協議して決める。

2022 令和4年度 秋田県野球協会公認野球審判員資格審査会 第1・2種合格者

sakig<第1種 9人> ・高杉政利北嶋公樹浅野直樹佐藤耕也渡邊大輔鈴木譲仁菊地昭彦佐藤暢星貴俵大。 <第2種 26人> 安部天洋森川泰敬佐藤裕紀夏井翼吉岡優嶋田拓馬阿部淳平伊藤健斗亀井紀芳佐々木晋佐藤康藤本浩史伊藤高洋・三浦雅人富樫大樹伊豆元貴高橋大晟齊藤一広高橋隆幸佐々木竜之助佐々木裕亀谷渉山田善之佐々木亜由美大日向勇人小南陽祐。秋田県野球協会審判部

2022 日本シリーズ第2戦 延長12回 木沢暴投で走者生還もテイクワンベース

img_e60f9ca2e86cda36feca186d35e0fff3173413_thum800延長12回表2死、オリックスの6番 頓宮がレフト前ヒットで出塁し、決勝点のチャンスを作り出すと、代走の一塁走者、佐野が二盗に成功し得点圏へ。その後、紅林への木澤の投球がワイルドピッチとなり、一塁ベンチ前にボールが転がった。この機に乗じて佐野は本塁を駆け抜け、これで勝ち越しと思われたが、ボールが一塁ベンチに入っていたことで、佐野の生還は取り消し、ボールデッドによるテイクワンベースで三塁へ戻った。・公認野球規則 5・06b(4)の(H)1個の塁が与えられる場合―打者に対する投手の投球、または投手板上からの走者をアウトにしようと試みた送球が、スタンドまたはベンチに入った場合、競技場のフェンスまたはバックストップを越えるか、抜けた場合。この際はボールデッドになる。

アマチュア野球規則委員会 令和4年 第21回アンパイアスクール開講のお知らせ

10.19 / 梨田監督と退場宣告した佐藤純一審判員(秋田相互銀行-大曲) の縁

5167dc41<2021.10.19 スポニチアネックス> 正しくジャッジして当たり前…。日々、そんな重圧と戦っているのがプロスポーツの審判員だろう。特にプロ野球は世間の注目度が高く、審判員にスポットライトが当たるのは 「疑惑の判定」 や 「監督退場」 などネガティブな話題の時が多い。楽天の梨田昌孝監督(62)が、今月17日に秋田こまちスタジアムで行われたオリックス戦の6回に近鉄の02年、日本ハムの09年に続く監督通算3度目の退場処分を受けた。理由は5分以上の抗議による遅延行為だった。状況は0-2の6回2死二塁。藤田の中前に抜けそうなゴロを好捕したオリックスの遊撃手・安達の一塁送球がそれた。一塁手のモレルは倒れ込みながら捕球。一塁の佐藤純一審判員(55)のアウトの判定に指揮官は 「(捕球時に)モレルの足が(一塁)ベースから離れた」 と抗議した。判定は覆らず試合も敗れた。梨田監督と佐藤審判員には縁がある。近鉄の同僚で 「10・19」 も共闘した。優勝には連勝が条件だった88年10月19日のロッテとのダブルヘッダー (川崎球場) で佐藤審判員は初戦の3-3の9回1死二塁で代走出場も次打者の右前打で三塁をオーバーランして憤死。直後にミスをカバーする決勝打を放ったのが梨田監督だった。結局、2戦目は引き分けも胴上げ阻止のために全力で戦ったロッテとの激闘は感動を呼んだ。時代は巡り、梨田監督が近鉄監督就任2年目の01年にサヨナラでリーグ優勝を決めた9月26日のオリックス戦 (大阪ドーム)で 球審を務めたのも佐藤審判員だった。実際、元同僚ということもあるのか、抗議中は両者とも感情的になることはなかった。試合後、佐藤審判員も 「お互い、冷静に話していた。梨田監督には3分、4分と時間の経過は伝えていた」 と説明した。梨田監督も退場の宣告を受けたとは思えないほど冷静な様子でベンチ裏へと消えた。一夜明けた18日、秋田から岩手県営野球場に移動した梨田監督に、佐藤審判員のことを聞いた。「彼には不思議な縁を感じるよね。現役時代は肩が強い外野手だった。10・19も一緒に戦った。昭和63年かぁ…」。退場処分を受けた翌日にありがちな暗い雰囲気はなく、どこかうれしそうだった。記者も当時11歳でテレビ中継を食い入るように見ていた伝説の 「10・19」。かつての近鉄戦士たちは、監督として、審判員として、現在もプロ野球界を盛り上げている (記者コラム・山田忠範)。

県内3会場 2022 令和4年度 秋田県野球協会 2種野球公認審判員 資格審査会

- 備忘用ですので主催者発表と照合確認願います -    秋田県野球協会
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能代松陽-聖望学園 4回無死一塁で送りバントが小飛球に ゲッツーかと思いきや

111111令和4年8月10日、全国高校野球選手権大会1回戦 聖望学園-能代松陽、聖望学園2-0で迎えた4回無死一塁、打者がカウント2-2からバント、小フライとなって投手の前に飛び、投手が意図的にワンバウンドで捕球し一塁に送球。聖望学園一塁走者はスタートを切っておらず、一塁上でストップしたまま。ベースを踏んでから、一塁走者にタッチしたため併殺は取れず1死一塁に。その後、球審が審判を集めて話し合いマイクで場内に説明、「打者がバントしました。投手はワンバウンドで捕球し、一塁へ送球。打者走者、フォースプレーでアウト。その後、一塁手が一塁走者にタッチしましたが、ベースを踏んでいましたので、一塁走者はセーフ。1アウト一塁で再開します」。<日刊スポーツ評論家 田村藤夫氏(62)解説> 8月10日の1回戦、聖望学園-能代松陽。聖望学園の攻撃は4回裏無死一塁。打者の送りバントは投手前への小フライとなった。投手はダイレクトで捕球できたが、機転を利かせワンバウンドで捕球。そのまま一塁に送球。一塁手は一塁ベースを踏んで送球を受ける。塁審はアウトをコール。この時、一塁走者は一塁ベースにとどまっていた。続けて一塁手が一塁走者にタッチしたが、塁審はセーフのジェスチャー。一塁手は困惑した様子を浮かべるが、状況は変わらなかった。ワンバウンドで捕球した瞬間にフォースプレーとなり、一塁走者は二塁に進まなければならない。もしかすると一塁手はそう判断したから一塁走者にタッチした可能性があるが、アウトにはならなかった。ちょっと戸惑うファンの方もいるのではないだろうか。大切なポイントがある。まず、ワンバウンド捕球した投手がすぐに二塁に送球していれば、二塁でフォースアウトだった。小フライになったため一塁走者はダイレクト捕球に備えて帰塁した。二塁に送球していればアウトになる確率は高く、そこから一塁に転送すれば併殺になる。だが、小フライだったため、打者走者が一塁でセーフになる可能性もあった。そこで、投手は一塁に先に投げたのだと見た。一塁手がベースを踏んだままで送球を受けるか、ベースから離れて送球を受けるかで状況は一変する。ベースを踏んで送球を受けた時点で、打者走者はアウトになるが、一塁走者のフォースプレーは消える。一塁走者をアウトにするにはタッチプレーが必要になる。しかし、一塁走者は塁上にいたため、タッチしてもアウトにならない。整理すると、投手がワンバウンド捕球した時、一塁走者が走っていなければ、まず二塁に投げてから一塁転送の併殺を目指す。または、投手が一塁に投げ、一塁手は一塁ベースから離れて捕球する。一塁走者はフォースプレーになるので塁上にいてもタッチすればアウト、次に一塁ベースを踏めば併殺成立となる。一塁走者はワンバウンド捕球を確認し、一塁手がベースを踏んだまま送球を受ける確信があり離塁しなかったのなら、一塁走者の判断力が勝っていた。きちんと整理して考えればわかるが、これを瞬時に判断して動けるかどうかは、日ごろから状況を設定して反復練習しておくこと。そして、分かっていても常に内野手同士で確認の声をかけあうことがとても大切になる

二塁へのハーフライナー 二塁手 落球し二塁封殺も「故意落球」判定で打者アウト

<スポーツ紙> 7月29日ロッテ-オリックス(ZOZOマリン)3回表オリックスの攻撃は1死一、三塁。ここで5番杉本の打球は二塁へのハーフライナー。二塁手の中村奨が捕球したと思われた直後に、落球。すぐさま二塁カバーに入った遊撃藤岡に送球し、一塁走者の吉田正がフォースアウトに。併殺には間に合わず、藤岡は一塁には送球しなかった。このプレーに対し、石山球審が場内に説明。中村奨の故意落球があったとし、打者走者の杉本がアウトに。フォースアウトになったと思われた吉田正が一塁上に残った状態で、2死一、三塁でプレーが再開した。オリックスはこの後、2死満塁から押し出し死球で勝ち越し点を入れた。※ 故意落球 内野手が容易に捕れるはずの打球を、触れた後に落球した場合に適用されるルール。公認野球規則5.09(a)にあり、無死または1死で、走者が一塁、一、二塁、一、三塁、満塁のとき、内野手がフェアの飛球かライナーを故意に落とした場合に適用される。攻撃側に不利になる併殺を防ぐためで、この場合は打者がアウトになり、ボールデッドとなって走者の進塁は認められない。

球審・記録員 ボールカウント誤り三振を四球に 長野県高野連 緊急会見を開き謝罪

b2594bca<新聞報道、全文紹介> 長野県高野連は24日、南長野運動公園野球場で緊急会見を行い、20日に行われた篠ノ井-日本ウェルネス長野(4回戦=南長野運動公園野球場)での不適切な対応に関し、状況を説明した上でミスを認め謝罪した。加藤尚也同野球連盟会長(61)が会見冒頭で「審判及び、記録員の不適切な対応、そして運営上の不適切な対応を深くおわびいたします。申し訳ありませんでした」と、深く頭を下げ、日本ウェルネス長野と篠ノ井の両校の選手以下監督、部長、学校関係者に謝罪した。不適切な対応があったのは7回表、篠ノ井の攻撃。先頭打者へのボールカウントの誤認がきっかけだった。先頭打者に対するカウントは以下の通り。<1>見逃しストライク<2>ファウル<3>ボール、ここで日本ウェルネス長野の捕手が、カウント1-2だと球審に間違いを伝えたが、ここで球審とボールカウントを操作する担当者の間であいまいなまま進行してしまう。1-2と表示すべきところで、2-1と誤表示したまま投球が進んでしまう。<4>見逃しストライク(本来ならここで三振も、誤表記に従いカウント2-2に)<5>ボール<6>ボール、6球目のボールによって四球となった。ここで日本ウェルネス長野のベンチから三振ではないかとの疑問の声があがったが、審判団でも明確に間違いを正すことができず、さらに記録員もこの間違いを訂正することができず、記録は四球として試合は続行された。試合は3-2で篠ノ井が勝利した。この初歩的なミスについて加藤会長は「あってはならないことで、選手に何て説明をすればいいのか、私は最初にこの事実を知った時には怒りがこみあげてきた。しかし、本当に被害を受けたのは両校の選手であり、準々決勝が終わった区切りの時点で、現状で分かっている部分について説明し、おわびをすることにしました。また、ここまで対応が長引いた不手際も陳謝いたします」と、沈痛な表情で状況を説明した。試合を担当した球審と記録員には厳重注意を与え、この大会での職務から外す。そして、長野高野連の会長、専務理事ら長野大会を運営する責任者への対応は「この問題の処理について、今後の状況を見てから判断します」と説明した。22日に加藤会長が日本ウェルネス長野を訪れ、責任教師、中原監督に事情説明し謝罪した。同校からは多くの支援者がいる中での基本的なミスに対し、釈然としない関係者もいることから、今回の謝罪会見を行うことで、長野高野連がミスを認め、深く反省し、再発防止に全力で取り組むことを伝える決断に至った。なお、この打席について、加藤会長は「記録上は四球の扱いのままになる」と説明した。「特に日本ウェルネス長野のみなさんは、気持ちの整理もつかない中で、本当によく最後まで戦ったと思います。その健闘を心からたたえたいと思います」。直接ミスをしたのは当該の球審であり、それを指摘できなかった他の審判員、また記録員ではあるが、ストライク3球で三振という野球の根本的なルールを正確に実行できなかったこと。それが球児が甲子園をかけた夏の大会だったことを含め、加藤会長は何度も謝罪の言葉を述べ、両校の選手に対し「高校生の試合でこういうことをしてしまい、本当に申し訳ない。おわびの言葉もありません」と、終始謝罪の姿勢を続けていた。

2020.11 秋田市体育協会報 「 Fair 」 No54 近野徹さん(飯島在住)

近野徹審判員(42,秋田中央-飯島)第91回大会に続き都市対抗野球に東北連盟から派遣
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2022 令和4年 第69回春季東北地区高校野球大会(14、6/7~、福島県)

2022.6.8 明桜-青森山田 4回途中雨天ノーゲーム
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右 / 平成29年プロ野球 西武-ロッテ3回途中雨天ノーゲーム(6/27、那覇)

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2022-2023 令和4年度~令和5年度 秋田県野球協会審判部 秋田支部役員

<顧問> 小玉金義、高橋清功、高橋孝一 <支部長> 三浦和幸 <副支部長> 宮川朝美、小野寺多嘉雄、佐々木真司、秋元穣 <事務局長> 田村雄樹 <委員> 齋藤賢一、本間正記、佐藤悦朗、小野寺茂、佐藤美博、菊池信玄、近野徹、保坂一弘、桜庭仁、松田一秀、氏家健、佐藤信吾、桜庭淳一 <監事> 遠藤昭二郎、阿部光博。
<2012.5.20> 2012-2013  秋田県野球協会審判部、秋田支部、大曲支部役員。[秋田県野球協会審判部]<部長> 斎藤元三郎 <副部長> 庄司征夫、伊藤久、堀内久 <監事> 齊藤賢一、阿部伊之助 <事務局長兼常任理事> 田口敏夫 <常任理事> 佐藤信夫、佐々木洋一、石井忠光、伊藤富夫、佐藤武彦、伊藤篤、石山雄康、太田長悦、清水齋、三浦秀隆、戸嶋広栄、小玉金義、武藤秀一、柴田信光 <理事> 浅利和彦、長崎久夫、久留島博幸、北嶋国利、高橋孝一、木村菊雄、佐々木藤悦、伊藤廣美、高村省弘、大隅七郎、布目弥一、松井貞雄 <事務局> 熊谷護、三浦和幸。[秋田県野球協会審判部 秋田支部] <顧問> 和泉守 <支部長> 小玉金義 <副支部長> 高橋清功、佐藤訓、田口敏夫 <事務局長> 相原和人 <理事> 近藤金男、鎌田芳弘、金子安夫、遠田操、熊谷護、戸沢久。[秋田県野球協会審判部大曲支部 ]<顧問> 小田嶋昭夫、伊藤次郎 <支部長> 伊藤廣美 <副支部長> 石田鉄郎、藤井久雄 <理事> 佐藤忠雄、加藤雄二、藤田正典、熊澤幸、京極康男、佐藤龍康、斉藤幹夫、西島羽悟、泉谷一義、大坂勝夫、竹谷博史 <監事>佐々木雅伸、鈴木晴悦 <事務局長> 小田長久喜 <事務局> 藤田次生。

わずか0.3秒で完成 … 巨人 吉川尚輝選手 “4-4-4” 頭脳プレーで併殺を奪う!

オープン戦 DeNA-日本ハム 1イニング4安打も打者4人でチェンジの珍記録

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<スポーツ新聞> 3月20日 オープン戦 中日-ロッテ(バンテリンドームナゴヤ)、ロッテの佐藤都志也捕手が4回1死三塁の場面で内野後方に高い飛球を放ち、二塁手が捕球した直後に三塁走者がタッチアップして生還した。ただ記録上は犠飛がつかず、「二飛で打点がつく」という珍しいプレーがあった。佐藤都が放った飛球は二塁ベース後方に上がり、左翼手、中堅手も前進して捕球態勢に入りかけるなか、最終的には二塁手の高橋周平が捕球した。三塁から好判断で本塁を陥れたのは中村奨吾内野手だった。公認野球規則の「記録に関する規定9.08(d)」には「無死または1死で、打者が飛球を放ち、外野手または外野の方まで回り込んだ内野手が捕球した後、走者が得点した場合、犠牲フライを記録する」とあるが、「外野の方まで回り込んで捕球した」と認められなかったことから犠飛にならなかった可能性がある。犠飛は打数に数えられないが、今回の佐藤都のプレーでは打数が記録された。<2022.3.19 スポーツ新聞> 2022オープン戦 日本ハム-DeNA(3月18日、札幌ドーム)。DeNAが1イニング4安打しながら、打者4人で終える珍事が起こった。3回、先頭の1番・桑原が中前打で出塁。続く2番・柴田の初球に盗塁を試みたが失敗した。右中間二塁打で出塁した柴田は、3番・楠本の左前打で本塁を狙い憤死。楠本は送球間に二塁に進塁。4番・牧は左前適時打を放ち1点を挙げたが、続く宮崎の打席で盗塁を失敗してチェンジとなった。

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