
記録残る試合







昭和54年5月27日、大館鳳鳴が秋田商との決勝戦に延長13回の接戦の末3-1で勝利して初優勝。大館鳳鳴 / 吉原忠敏-斎藤義浩、秋田商 / 高山郁夫、安保浩幸-佐藤文信。この時期の大館鳳鳴ヘルメットはWASEDAカラーのエンジ色。<大館鳳鳴先発>[中]滝沢竜明(3)、[遊]吉田茂雄(3)、[右]中嶋善茂(3)、[捕]斎藤義浩(3)、[一]○ 大越和人(3)、[三]小林博隆(2)、[左]戸田勝広(2)、[投]吉原忠敏(3)、[二]奥村昌樹(2)、佐藤和明(3)、福士隆郁(3)、松岡倫之(3)、富樫勝浩(3)、佐藤光博(3)、武藤裕喜(2)、桝屋隆二(2)、伊藤英規(2)、[責]松江長成、[監]若松清幸、[記]佐藤智(2)。<秋田商先発>[二]佐藤義己(3)、[三]○ 菅原一夫(3)、[遊]横山幸悦(3)、[中]佐藤康二(2)、[左]畠山哲人(2)、[一]熊谷和秋(2)、[捕]佐藤文信(3)、[投]高山郁夫(2)、[右]千田正人(3)、田口淳(3)、安保浩幸(2)、籾山市男(3)、薄田勝也(2)、後藤直哉(1)、鳴海一元(2)、川尻義信(2)、小山大(3)、[責]登利谷重郎、[監]三浦第三、[記]湊雅彦(3)。
白球の詩@Capu8a4V1V4KMWF
令和3年春季県南高校野球大会
2021/05/09 20:24:32
角館 対 湯沢翔北
9回裏、湯沢翔北・高村選手のサヨナラタイムリー
両校ともナイスゲームでした!
全県大会でも夏につながるプレーを! https://t.co/v2vADnQgDe



能代リトルシニア新監督に米村洋志コーチ就任。<2016.10.08> 小野仁投手とライバル左腕だった西武嶋重宣外野手(37)2013シーズン限りで現役引退。試合時間が4時間を超える4時間15分の大激戦 (山形県野球場)、延長16回二死3塁からの右前安打で経法大付0-1Xのサヨナラ負け。小野、嶋両左腕投手の奪った三振は計45 (小野26、嶋19)。経法大付は嶋投手から7安打(三塁打鈴木、二塁打高橋)6四死球も球速とコンビネーションにもかわされて力負けの感は否めなかったが、もし、この試合に勝利していたら平成2年以来の秋田県勢2校センバツ出場も現実味を帯びていた。<秋田経法大付先発メンバー> [二]米村洋志(1、山王)、[三]佐々木由紀(2、雄和)、[左]鈴木敦則(2、土崎)、[一]田口潤(2、豊成)、[捕]高橋敬史(2、秋田東)、[投]○小野仁(2、泉)、[中]古田岳大(2、馬込)、[遊]佐藤信行(2、潟西)、[右]佐々木貴幸(1、中仙)、藤田主史(2、藤里)、工藤裕次郎(1、秋田東)、斎藤敬悦(2、刈和野)、武藤雅人(1、平和)、袴田悦章(1、能代南)、児玉泰司(2、花輪二)、最上新悟(2、岩岡)、木村博文(2、花輪二)、[部]古谷孝男、[監]鈴木寿、[記]出雲大輔。
2021年の野球殿堂入りが1月14日発表され、特別表彰で1996年アトランタ五輪日本代表監督の川島勝司氏(77)とノンフィクション作家の佐山和夫氏(84)が選出。・佐山和夫著「野球、この美しきもの。アメリカン・ベースボールと秋田野球」(水曜社)でも紹介。平成10年7月26日 第80回全国高校野球秋田大会決勝 金足農-秋田商は、金足農が9回二死から驚異の粘りで5点を奪い、逆転勝ちして甲子園切符を手中に。試合時間3時間28分、金農18安打、秋商21安打、延長ではなく9回のスコアで17-16の両チーム29人出場総力戦。<審判団>主審:堀内、塁審:庄司、佐川、小玉。<ラ本>中川(金)、<三>畠山(金)、菅(秋)、<二>菅原、柴田、吉田(金)、菅、川守田、鎌田、佐々木雄、荻原、佐藤一(秋)、<金足農投手交代>畠山(4 1/3)-田口(0/3)-北嶋(3 2/3)-佐藤佑(1)、<秋田商投手交代>伊藤大悟(2)-信田道輝(2/3)-荻原雄介(6)-佐々木雄志(0/3)-小松一行(1/3)。<金足農業高校先発>[中]柴田千諭(2、仁賀保)、[二]矢嶋賢吾(3、男鹿北)、[捕]○吉田朋広(3、将軍野)、[左]佐藤佑(3、城東)、[右]奥善行(3、男鹿東)、[三]中川大輔(2、天王南)、[一]菅原義人(3、協和)、[投]畠山雄大(3、男鹿中)、[遊]腰丸亮太(2、八竜)、小松宏行(2、城東)、金田一浩(合川)、田口正也(3、河辺)、佐藤光栄(2、上新城)、吉山悟哲(3、大館一)、高橋東建(2、川内)、千田伸(3、八郎潟)、安田善八(3、男鹿北)、北嶋尚之(2、八郎潟)、藤原茂樹(3、角館)、安田一哲(3、山本)、[部]浅利吉晴、[監]嶋崎久美、[記]小林成光(3、天王南)。<秋田商業高校先発>[中]豊嶋雄樹(3、協和)、[二]鎌田信幸(3、城東)、[遊]○佐々木雄志(3、勝平)、[一]田村彰啓(1、西仙北東)、[三]船木直人(3、飯島)、[右]川守田寛(3、土崎)、[左]佐藤一弘(3、八郎潟)、[捕]菅哲哉(3、雄勝)、[投]伊藤大悟(2、城東)、信田道輝(3、西仙北東)、荻原雄介(3、秋田東)、佐藤卓生(2、天王)、佐藤素啓(3、城東)、佐々木偉幸(3、城東)、佐々木嘉晃(2、河辺)、佐々木隆太(2、泉)、薄田健(2、五里合)、小松一行(3、城南)、那須一巳(3、大正寺)、坂本敦(3、勝平)、[部]上杉清博、[監]小野平、[記]佐藤記一(3、土崎)。






<報知新聞社>◆2011年夏の甲子園1回戦 能代商5-3神村学園(8月9日)。2011年夏、2年連続3度目の甲子園出場を決めた秋田代表の能代商(現・能代松陽)。“2つの雪辱”を果たす活躍で3回戦まで進み、地元をわかせた。県勢の初戦敗退を13年連続で止め、1年前に自らが味わった悔しさを晴らした白星。1年間抱き続けてきた思いが勝利につながったと、工藤明監督(44)は明かした。当時の写真とともに振り返る。(取材・構成=有吉 広紀)秋田の夏を熱くする、大きな白星だった。2011年夏、能代商が神村学園(鹿児島)に5―3で勝ち、県勢の初戦敗退を13年連続でストップ。工藤監督は0―15で鹿児島実に敗れた10年夏の負けがあったから、この1勝につながったことがあると話した。「1年前の経験(大敗)があったし、そこしか思いはない。あの屈辱を何とかして晴らす、ということだけ。抽選会で主将も『鹿児島県代表とやりたい』と言っていたし、対戦が決まってコンディションは上がっていったんじゃないか。私自身、前の年は『秋田県のために』という意識が強かったが、この年はそれはあまりなくて、自分たちのチームで勝つんだと思っていた」1年間“打倒・鹿実”が目標だった。室内練習場には大敗した甲子園でのイニングを大きく書いて貼り出し、鹿児島実が出場した11年春のセンバツも試合をテレビ観戦したという。初戦の相手は校名こそ違うが同じ鹿児島勢。リベンジの機会となったが、5回を終え1―3と劣勢だった。「目標にしていただけに、プレッシャーや緊張感が強く、動きが固かった。(グラウンド整備時に)このままだったら去年と同じだぞ、とゲキを入れたらグッと変わった」直後の6回、4安打を集めて4点を奪い逆転。その後、昨夏の鹿児島実戦では先発して2回途中KOだった背番号1・保坂祐樹投手が、巧みな投球で相手打線を翻弄し逆転勝ちした。目標を達成し、選手たちの喜びは最高潮。だがその夜、指揮官はこう話しかけた。「すごく盛り上がっていたが食事の時、『オレもうれしいけど次の戦いがある、食事とともにうれしさものみ込もう』と伝えた。どの代もそうだけど、このチームは特に素直な選手が多かった。私が言ったことに、『そうそう、オレたちもそう思っていますよ』と反応してくれた」2回戦の相手である英明(香川)には、同年ドラフトで巨人1位指名を受けた松本竜也投手がいた。大会屈指の本格派左腕も、持ち前の素直さで攻略する。「試合前のブルペンでの松本を見て、こんなすごい球投げる投手は初めてだな、と話していた。(打席内で)立つ位置を変えたりとか、左打者は直球を狙っても打てないから変化球を狙おう、と揺さぶっていこうとした。確かタイムリーは2本とも左打者でしたから(※4回の小川宗太郎内野手、6回の保坂と適時打はともに左打者)。よく徹底してくれた」3回戦で如水館(広島)に延長12回、逆転サヨナラ負け。だが3試合計415球を投げ抜いた保坂ら、秋田生まれの選手たちが聖地をわかせた。秋田勢はその後15年に秋田商が8強、18年には金足農が準優勝。13年連続初戦敗退の時代からは信じられないような白星を挙げている。そのきっかけを作ったのは、11年夏の能代商だった。「みんなが能代出身の普通の高校生だったけど、それが私学を倒して勝ち上がった。(他の高校も)自分たちもできる、と思ったんじゃないかな」◆13年に統合し能代松陽に チームは2013年、県立能代北と統合し能代松陽として再始動。昨秋はエース左腕の大高勇心(2年)の4戦連続完投など力を発揮し、県大会で優勝。だが東北大会は初戦(2回戦)でセンバツ選出校の磐城(福島)に1―2で逆転負けした。11年夏のメンバーは今でも正月やお盆など休みの時期にグラウンドを訪れることがあり、工藤監督は「経験したことを話してくれています」。先輩たちに負けじと、現校名で初となる甲子園出場を目指す。なお秋田の公立高校は11日から学校が再開、それに伴い部活動も行っている。

左/本荘 阿部光投手(2、象潟) 右/経法大付 水沢英樹投手(2、生保内)


