tenb< 秋田さきがけ紙|春季秋田県大会展望 > 第72回春季東北高校野球県大会(県高野連主催、秋田魁新報社など後援)の組み合わせが25日、決まった。5月10日に開幕し、決勝は26日。38チーム(合同1)が激突し、8強は全国選手権秋田大会(7月7~19日・さきがけ八橋球場ほか)のシード権を得る。上位2校は東北大会(6月14~18日、宮城県)に出場する。組み合わせ抽選会は秋田市の秋田中央高で行われ、昨秋の県大会上位8校をシードに振り分けた。昨秋の東北大会に出場した金足農、秋田修英、明桜などが優勝争いをけん引しそうだ。金足農は140キロ台の速球で押す吉田大輝(2年)ら投手陣を中心に守る。長打力が売りの髙橋佳佑(3年)、薮田龍人(2年)、対応力が高い近藤暖都(3年)が打線を引っ張る。秋田修英は力強い速球が持ち味の右腕菊地優斗(3年)など投手陣が充実。ミートがうまい尾上鷹弥(同)、俊足の南都龍瑠(同)らで得点を狙う。明桜は右腕加藤悠羽(3年)、左腕松橋裕次郎(同)が投手陣の中心。俊足巧打の井上裕貴(2年)らの出塁が鍵となる。昨年の秋季県大会で4強入りした秋田北鷹、速球派右腕藤原翔太(3年)を擁する大曲工、昨夏準優勝の秋田商なども上位を狙う。大会は秋田市のさきがけ八橋球場、能代市の山田久志サブマリンスタジアム(能代球場)、大仙市の大曲球場で2回戦までを行い、3回戦以降は八橋で実施する。入場料は一般700円、70歳以上300円、高校生以下無料。