hb<新聞他報道> プロ野球読売巨人軍は2月18日の練習試合で、ストライクゾーンを判別しやすくすることで試合時間の短縮につながるかどうか検証する試みを行った。韓国サムスンライオンズの了承を得た上で、本来は土の中に埋まっているホームベース両脇の黒い縁をそれぞれ1センチほど地表に出した。白いベースの際を球審に見えやすくし、正確なストライク判定を増やすことで、試合のスピードアップに結びつくかを探る目的がある。練習試合のこの日は投手交代が多く、後攻の巨人がリードした展開でも九回裏まで行ったため、試合は3時間を超えた。球団は1イニングあたりの時間も計測して効果を検証するという。<2024.2.17 スポニチ> 巨人が、18日の韓国・サムスンとの練習試合(沖縄セルラー)で「ホームベース改革」を試験的に導入する。ベースの周囲には黒い縁があり通常は土で覆われているが、数センチだけその縁を見せることで、白いベースの角を球審により見えやすくすることが狙い。ストライクゾーンの広さは変わらないが、際どいコースを正確にジャッジしてもらうことで、試合時間短縮につながるかを検証する。「メジャーのホームベースは黒いゴムみたいな部分も出していて、日本でもそういうのできないのかなと」と語った阿部監督は、試合後に審判団にも感想を求める方針。「いろいろな実験をして、その結果をNPBとかに参考までに報告できたら」と説明した。(川島毅洋)