5214141<日刊スポーツより抜粋> 大相撲九重部屋に所属する未成年の幕下以下の力士が秋巡業中に外出先で飲酒した問題で、当該力士と師匠の九重親方(元大関千代大海)のほかに謹慎処分を受けた力士が1人いることが10月25日、分かった。秋巡業に参加している巡業部副部長の若松親方(元前頭朝乃若)が日刊スポーツの取材に応じた。新たに処分が発覚した力士も同じ九重部屋所属で、飲酒の場に同席していたという。発覚時の状況も明らかになった。愛知・大府市で15日に行われた秋巡業。その日の朝に未成年の力士が会場入りしてから急性アルコール中毒で救急搬送されたという。これを受けて当該力士、九重親方、さらに飲酒に同席した幕下以下の力士も巡業から離れ、帰京することになった。その後、九重親方と当該力士はそろって協会に謝罪に訪れた。当該力士の容体に別条はないという。日本相撲協会は24日に「協会員の不適切行為に対する処分について」と題し、飲酒した未成年の力士と九重親方の謹慎処分を発表していた。