<新聞報道> 日本高校野球連盟は2月17日、大阪市内で理事会を開き、2024年度から新基準に完全移行する金属バットを全国の加盟校に2本ずつ配布すると発表、配布時期は10~11月の予定で、予算は2億5000万円を見積もっている。新基準の金属バット策定作業は、2019年9月に着手。バットの仕様、試験方法や規定値を検討し、22年2月の理事会で決定した。各都道府県連盟は、新基準の目的である受傷事故防止、投手の障害予防の一層の前進に理解を示した。反対意見はなかったが、限られた部費で活動をしている加盟校に対して、移行時の経済的な負担を懸念する声が上がっていたため、2年の猶予期間を設けた。また、軟式用の金属バットは、高校野球用具の使用制限に合う製品の供給、流通が少ないため、使用できる色を緩和することも決定した。今春センバツから導入されるタイブレークの開始回の変更(延長13回から同10回)を高校野球特別規則に盛り込んだことも承認された。
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