jaba<日刊スポーツ参照> 日本野球連盟(JABA)は令和5年2月15日、都内で理事会を行い、新しい試合規程について承認した。23年度シーズンから、実証実験として「7イニングス制試合特別規程」を適用する。試合内容を濃密でスピーディーなものとし、社会人野球の価値を高めることが目的。第71回JABA春季四国大会(3月4日~)を皮切りに、全国9地区約40大会において実施される。また、社会人野球の魅力をさらに高めるため「JABAスピードアップ特別規程」を定めた。米メジャーでも23年度から導入されるスピードアップルールを参考に作成したもの。投手のピッチクロックについては、走者なしで12秒以内、走者を背負って20秒以内に制限される。超えると1ボールが加算される。けん制の回数も制限される。3度目は成功しなければボークが宣告される。打者には「バッタースボックスルール」が適用される。打撃姿勢を取った後は、一方の足を打席内に置かなければいけない。打席を離れる場合も「ホームプレートを囲む土の部分」を出てはいけない。違反すれば、最初の違反に対しては警告が与えられ、2度目からは1ストライクが加算される。今までは、同じ打者に対して2度目までは警告、3度目以降からストライクが宣告されていた。打席を離れてもよい場合は、バットを振ったり投球を避けてバランスを崩し、打席の外に出ざるを得なかった場合。犠打をするふりをした場合。暴投や捕逸の場合、など。「ホームプレートを囲む土の部分」を離れてもよい場合は、負傷や負傷の可能性がある場合。交代する場合など。<2023.1.15> 日本野球連盟は1月15日、都内で理事会を行い、日程が未定となっていた第48回日本選手権大会については11月3~19日の12日間。球場は、京セラドーム大阪とほっともっとフィールド神戸で開催すると発表した。日程と開催球場については、オリックスと協議して決める。