部員に暴力を振るったとして、警視庁は4月10日までに暴行容疑で、高校野球の強豪校として知られる東海大菅生高の野球部の若林弘泰前監督(56)を書類送検した。<2023.1.20> 第95回記念センバツ高校野球大会(3月18日から14日間)の運営委員会が1月20日に開かれ、日本学生野球協会緊急審査室会議で宮原上総部長と若林弘泰監督が謹慎処分を受けた東海大菅生について、推薦校として扱うことを確認した。これによって、27日に開かれる選考委員会で同校が出場校として選出された場合は本大会に出場できる。<2023.1.20> 若林監督は部内体罰と報告義務違反のため昨年12月5日から4カ月の謹慎処分。宮原上総部長(33)は報告遅れのため昨年12月5日から1カ月の謹慎に。<2023.1.17> 春夏通算8度甲子園に出場し今春センバツ出場が当確とみられている東海大菅生(東京)の若林弘泰監督(56)が部員への暴力により謹慎していることが1月17日、分かった。昨年9月に問題が表面化し、暴力を受けた当該生徒は既に退学。学校側は高野連に報告済みで、日本学生野球協会が緊急審査室会議を20日に開催し、処分を決定する見込みとなった。若林監督は投手として東海大相模から東海大、日立製作所を経て、91年ドラフト4位で中日入り。通算17試合で1勝1敗、防御率8.85の成績で97年に現役を退いた。09年に東海大菅生監督に就任し、15年選抜で指揮官として初めて甲子園出場。17年夏、21年春夏と計4度甲子園出場に導いた。過去、19年センバツでは春日部共栄(埼玉)松山聖陵(愛媛)の監督が部員への体罰で大会直前に謹慎処分を受けたが、監督が交代し大会に出場した例がある。
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