日本学生野球協会は12月16日、東京都内で審査室会議を開き、和歌山商(県、和歌山)の監督が練習中に部員の頭をバットでたたいた事案について10月17日から4カ月の謹慎処分とした。この監督は既に退任した。その他の高校10件の処分は次の通り。<除名>・校名非公表の部長 県迷惑防止条例違反。<謹慎>・上宮(私、大阪)の監督 部内体罰と虚偽報告、暴言、報告義務違反=8月11日から1年間 ・京華商(私、東京)のコーチと部長 部内暴言と報告遅れ=コーチは11月24日から1カ月、部長は11月30日から3カ月 ・鹿児島実(私、鹿児島)の部長 報告遅れ=8月31日から3カ月 ・水戸桜ノ牧(県、茨城)の部長 部内暴言=12月5日から6カ月 ・高知中央(私、高知)のコーチ 部内暴力=11月29日から3カ月 ・三田西陵(県、兵庫)の部長 部内暴言=10月25日から1カ月。<対外試合禁止>・北九州(県、福岡) 部員の部内いじめ=11月16日から3カ月 ・※小名浜海星(県、福島)部員のSNS不適切使用と金銭強要=10月11日から3カ月 ・鹿児島商(市、鹿児島)部員の部内暴力と飲酒、喫煙=11月10日から3カ月。※小名浜海星の野球部員10人が架空の人物になりすまし、SNS上で同校の生徒ら3人に金銭の強要を行った。発表によると1年生部員が8月上旬、架空の人物になりすましてインスタグラム上にアカウントを作成。他の部員も加わって相手に交際を持ちかけるメッセージなどを送り、何度かやり取りした後で別れ話を持ちかけ、金銭を要求したという。実際に金銭のやり取りはなかった。
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