<テレビ報道> 酒田南高校野球部の複数の部員が、ことし5月以降、寮で喫煙していたことがわかり、27日から始まる秋の高校野球山形県大会の出場を辞退することになりました。学校は「再発防止に向けて取り組んでいきます」としています。酒田南高校によりますと今月8日、野球部の寮で、寮の管理人がごみの分別をしていたところ、空き缶の中から、たばこの吸い殻を見つけました。これを受け、野球部の部長が部員に聞き取りをしたところ、ことし5月以降、2年生11人が寮で喫煙していたことがわかったということです。部員たちは、寮のベランダなどで喫煙していたということで、「興味本位で吸ってしまった」などと話しているということです。高校では、問題が発覚した翌日、県高校野球連盟を通じて日本高校野球連盟に報告するとともに、処分が決まるまで対外試合は行わず、27日から始まる、秋の高校野球山形県大会庄内地区予選の出場を辞退するということです。また、喫煙した部員については、練習には参加させず、グラウンド整備や学校の奉仕活動などに取り組むよう指導を行ったということです。酒田南高校の野球部は、春夏合わせて11回、甲子園に出場している強豪校です。酒田南高校の池田聡教頭は「生徒への指導管理が至らなかったことを申し訳なく思っています。再発防止に向けて取り組んでいきます」と話しています。※ 酒田南(学校法人天真林昌学園)野球部過去の不祥事。酒田南高校は平成30年4月19日、野球部員が集団で下級生に暴力を振るったと明らかにした。春季山形県大会地区予選への出場を辞退する。同校は甲子園大会に夏10回、春1回出場した経験がある。同校によると12日午後10時ごろ、部員が生活する寮で2年と3年の男子生徒計7人が、1年の男子生徒の胸ぐらをつかんで押し倒し、腕や脚をたたくなどした。1年生は病院には行かなかったが、青あざが残った。13日朝に1年生の保護者と顧問から学校に連絡があり、学校側は県高野連を通じて日本高野連に報告。大会への出場辞退を申し出た。関与した生徒を謹慎処分に。4月13日から1カ月間対外試合禁止処分。
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