日本高校野球連盟は10日、退任を表明していた八田英二会長(72)の後任として、京都大大学院総合生存学館教授で、京都大硬式野球部元監督の宝馨(たから・かおる)氏(64)を第8代会長に選出したと発表した。就任は12月1日付。宝氏は兵庫・西宮北高から京大に進み、現役時代は投手。1981年に京大工学部助手として着任し、専門は水資源工学などで、京大防災研究所所長を務めた。硬式野球部では監督や部長を歴任した。八田会長が4月に今秋での退任を表明したことを受け、日本高野連は理事や評議員で構成する会長候補者選考委員会を設置し、8月に5人の会長候補者の中から1人に絞り込んだ。10日にオンラインで開いた評議員会で宝氏を理事に選出し、その後の理事会で会長に決まった。八田会長は2015年9月に就任。新型コロナウイルス感染拡大で中止となった20年春のセンバツ出場校を招待し、同年夏に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行った「甲子園高校野球交流試合」の開催に尽力した。【藤田健志】※ 画像-京都大選手 ドラフト指名を受けての会見時
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