12日ノーゲームの投球数も「1週間で500球」の球数制限の対象に。ノースアジア大明桜 甲子園大会で白スパイク使用。兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で12日行われた第103回全国高校野球選手権大会の第1試合、帯広農(北北海道)―明桜(秋田)戦で、明桜の三塁走者が飛球でタッチアップして生還したが、打者に「犠飛」が記録されない珍しいケースがあった。その後、降雨ノーゲームになり、記録は残らない。2点リードの一回1死一、三塁で6番・風間が三塁ファウルゾーンに飛球を打ち上げた。帯広農の三塁手・西川はカメラマン席付近で体勢を崩しながら捕球。三塁走者の石田一が好判断ですかさずタッチアップし、生還した。公式記録員は、風間に打点「1」は付くが、犠飛は記録されないとアナウンスした。公認野球規則「9.08(d)」では「犠飛」が記録される条件について「無死または1死で走者がいる際に、フェア、ファウル地域を問わず、打者が飛球を打って、外野手または外野の方まで回り込んだ内野手がこれを捕球後、走者が得点した場合、犠牲フライが記録される」としている。今回は三塁手が捕球した位置が内野ファウルゾーンだっため、公式記録員が犠飛ではないと判断したと見られる。プロ野球でも今年5月、ZOZOマリンスタジアム(千葉市)で28日に開催されたロッテ―広島戦で、五回1死二、三塁からロッテのレアードが放った二塁後方への飛球について同様の判定がなされた。【毎日新聞 川村咲平】
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