<新聞報道> 日本学生野球協会は6月18日、オンラインで審査室会議を行い、高校9件の処分を決めた。わいせつ行為があった2校のコーチと顧問(被害者保護のため都道府県名と校名、コーチ、顧問の年齢は非公表)がそれぞれ除名処分となった。また、SNSに関連したいじめの事案も増加傾向にある。尾上良宏審議委員長は 「これらは限りなくゼロになってほしいという願いを持っている。去年から各都道府県高野連を通じて、加盟校の指導者には啓発等をやっているが、再度、注意喚起や啓発をお願いしたい」 と警鐘を鳴らした。春夏通算6度の甲子園出場歴がある東福岡の監督(39)は、部内暴言により6月11日から1か月の謹慎処分になった。5月4日の練習中に、度重なる態度の悪さや不良行為のあった3年生部員に対して 「1度死んで、考えを改めて出直してこい」 との暴言を浴びせていた。一方で、第103回全国高校野球選手権大会の出場をかけた各地方大会に出場ができなくなるような対外試合禁止処分はなかった。処分は以下の通り(肩書は当時)。<対外試合禁止> ・D校(C県)部員のわいせつ行為と不適切な動画の撮影と暴力 5月15日~1か月。 ・福島工(県、福島)部員の部内いじめと不適切な動画撮影とSNSへの投稿 5月6日~1か月。 <除名> ・B校(A県)のコーチ=わいせつ行為。 ・F校(E県)の顧問=わいせつ行為。 <謹慎> ・D校(C県)の副部長 5月15日~6か月=報告遅れ。 ・金沢商(県、石川)の外部コーチ 5月8日~4か月=部内暴力と報告義務違反。 ・軽米(県、岩手)の監督 5月26日~3か月=監督の部内パワーハラスメント。 ・美濃加茂(私、岐阜)の監督 5月21日~1年=中学生の練習参加規定違反。 ・美濃加茂の副部長 5月10日~4か月=不適切な指導と報告義務違反。 ・東福岡(私、福岡)の監督 6月11日~1か月=部内暴言。
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