<新聞報道> 全日本大学野球連盟は12月11日、オンラインで審議委員会を開き、部員2人の大麻使用が確認された東海大硬式野球部に対し、有期の対外試合禁止処分案を日本学生野球協会審査室会議に上申することを決めた。18日に同会議で協議される。東海大は10月の発覚直後から自主的に部を無期限活動停止としている。<2020.10.19> 硬式野球部の寮内で部員が大麻の疑いがある薬物を使用したとして、東海大が同部を無期限活動停止とした問題で、使用を認めた部員が5、6人であることが10月18日、関係者への取材で分かった。神奈川県警は大麻取締法違反容疑で部員から事情を聴くなどし、調べている。神奈川県警は16日に寮を家宅捜索。関係者によると、室内で薬物を使用したとみられる痕跡が見つかった。県警は採取した物質の成分を調べ鑑定を進めている。16日になって5、6人の部員が薬物の使用を認め、書面に記して明らかにした部員もいた。大学によると、使用を認めた部員は普段の練習態度などに変わった点はなかったという。<2020.10.17> 首都大学野球リーグの名門・東海大が10月17日、神奈川県平塚市内の同大学湘南キャンパスで緊急記者会見を開き無期限活動停止を発表した。寮内で複数の部員による大麻らしき薬物使用の疑いがあったため。会見には同大学の山田清志学長、内山秀一教学部長、伊藤栄治野球部長が出席。山田学長は「誠に遺憾である、責任を痛感しております」と謝罪した。東海大では9日に電話で疑いの旨が通報され、調査委員会を立ち上げた。平塚警察署にも捜査を依頼した、16日に家宅捜索を受けた。同日には学生からの申し出で大麻の使用を確認し、首都大学野球連盟に秋季リーグ戦の出場辞退を申し入れ、受理された。東海大野球部は首都大学野球リーグ通算73度の優勝を誇り、全日本大学選手権で4度の日本一に輝いている名門。主なOBに原辰徳(現巨人監督)平野恵一(現阪神2軍守備走塁コーチ)菅野智之(現巨人)ら多くの選手をプロ球界に輩出している。
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