koum<ABS秋田放送ニュース> AIやドローンなど先端技術の活用が農業分野で進む中、秋田が抱える大きな課題が担い手の確保と人材育成です。秋田市にある金足農業高校の将来像について話し合う委員会が、新たな教育方針などを盛り込んだ要望書を県教育庁に提出しました。米田進教育長に要望書を提出したのは、金足農業高校の将来構想検討委員会です。秋田市にある金足農業高校は、将来的な校舎の建て替えを見据え、今年5月に外部の有識者5人による構想検討委員会を設置し、「教育内容や人材育成の方向性」と「設備のあり方」を協議してきました。要望書には、国際感覚や経営感覚を持った人材の育成を教育の柱とすることやスマート農業に関わる実習機材の整備、学生寮の設置などが盛り込まれました。金足農業高校では、要望書をもとに来年6月までに基本構想をとりまとめ、その後、県教育庁とともに方向性や校舎の建て替えのスケジュールを決めていくことになります。【2019.5.14】 <新聞報道> 秋田市の金足農業高校は5月14日、将来的な校舎の建て替えを見据えて外部有識者の意見を募る 「将来構想検討委員会」 の第1回会合を開いた。委員となった有識者や同校職員ら8人が出席し、校舎の未来像について意見を交わした。この日の会合で、渡辺勉校長は 「本校と本県農業の未来を見据え、さまざまな方から意見をいただき、他の学校にはない新しい設備も取り入れたい」 とあいさつ。