th4K7ZPB51横浜高校は、野球部の指導者による部員への暴言や暴力があったとして、金子雅部長 (42) と平田徹監督 (36) を9月28日付で解任したと発表、今後は筒香嘉智 (DeNA) と同級生だった野球部OBで、17年から指導する高山大輝コーチが監督代行を務め、新たな部長は速やかに決定するとしている。【2019.9.26】<神奈川新聞> https://www.kanaloco.jp/ 横浜高校 (横浜市金沢区) の野球部で、責任教師の金子雅部長 (42) が部員に対し暴言や暴力を繰り返しているとして、問題視する声が現役部員から上がっていることが9月25日分かった。平田徹監督 (36) がこうした暴言を黙認し、自身も暴力を振るっていたという指摘もある。神奈川新聞の取材に複数の部員が証言した。学校側は 「事実なのか調べなければいけない」 としている。現役部員によると、金子部長が日常的に 「死ね」「殺すぞ」「やめちまえ」「クビだ」 といった暴言を頻発しているのを、多くの部員が見聞きしているという。また複数の部員が 「金子部長が、平手で部員の胸の辺りを突き飛ばしているのを見たことがある」 と話した。平田監督はこうした暴言や暴力を横で見聞きしていても黙認しているという。また別の部員は、今年8月中旬、平田監督が練習中に、約40人の全部員をグラウンドに集め、練習でミスを重ねた部員の首を両手でわしづかみにして揺さぶり 「なんでできないんだ」「だから使いたくないんだ」 などと罵倒するのを目撃した。部員の首筋に残った爪の跡を、複数の部員が 「見た」 と話している。神奈川新聞の取材に、金子部長は 「『クビだ』 は言ったかもしれないが 『死ね』 や 『殺すぞ』 は絶対に言っていない。手を出したことも一切ない」 と答えた。その上で、「感情的になってしまい、自分自身を見失ったときもある。大いに反省しなければいけない」 とした。平田監督は金子部長の言動について 「見聞きしていない」 と否定。自身の暴力については 「つかんだのは首ではなく肩。首の後ろの傷は、私が付けたものではない、と言い切れない」 と答えた。練習中に激高し物を投げつけたことがあるとした上で 「チームの成績が悪く、横浜高校という名門の看板を背負うことによるプレッシャーもあった。私に人間力がないということ」 と話した。横浜高校は 「指摘されていることが事実なのか。どのような形で行われたのか。本校として調査する。できる限りの対応をしたい」 (三原馨校長代理) としている。