Dytv3kuV4AApCPm秋田県は12月28日、秋田市雄和の県立中央公園内にある「あきたスカイドーム」の膜屋根張り替え作業が完了し、来年1月4日から利用を再開すると発表。工事費用22億1870万円。<2019.2.07> 秋田県は2019年度、老朽化が進むあきたスカイドーム (秋田市雄和) の屋根の張り替えに着手する。5日開会した2月県議会の19年度一般会計当初予算案に関連経費7300万円を計上した。張り替えに適した工法や素材などを調べる。実際の工事は21年度の1年間を予定しており、この期間は施設を利用できなくなる。総事業費は19年度からの3年間で22億6千万円を見込んでいる。県都市計画課によると、スカイドームは1990年完成。屋根は、鋼管の骨組みにテフロン素材の膜を張った構造。膜の面積は約1万2千平方メートル。国内の膜屋根を使った大規模なスポーツ施設としては、88年に完成した東京ドームに次いで2番目に古いという。膜屋根の張り替えの工事例はほとんどないため、どのような工法や設計が適切なのかを判断しながら、工事を進める方針。