as<サンケイスポーツ> 秋田・由利工高のエースとして昨春のセンバツ大会に出場し、今春から仙台六大学野球リーグの仙台大に入学する佐藤亜蓮投手 (3年) が2月3日、同大の練習に合流。いきなりブルペンで30球を投げ、状態のよさを披露した。今後は11日から行う広島県呉市での春季キャンプへの参加を目指し、4月に開幕するリーグ戦でのベンチ入りへアピールを続けていく。背中に大きく 「佐藤」 の文字を入れた真っ白な練習ユニホームを身につけ、ひと足早く “大学生活” をスタートさせた。この日から仙台大の練習に参加した佐藤亜が、室内ブルペンでの投球練習で気持ちのいい捕球音を響かせた。「秋田は寒いので、投球は2カ月ぶりくらい。緊張したが、コントロールを意識して、しっかり投げられた」 森本監督、元ロッテの坪井コーチらの前で変化球をまじえて30球。直球は141キロを記録した。坪井コーチは「予想よりよかった。一発目にしては十分。これからが楽しみ」と能力の高さを絶賛した。2001年2月8日生まれ、17歳。秋田・由利本荘市出身。下川大内小3年で野球を始め、大内中では軟式野球部に所属。由利工高では1年春からベンチ入りし、秋からエース。昨春センバツに21世紀枠で出場し、1回戦の日大三戦で8回5失点完投も敗戦投手。174センチ、77キロ。右投げ右打ち。家族は両親。