日本高野連は1月30日、大阪市内で審議委員会を開き、松山聖陵の男性監督(37)が1年生部員の頭を小突くような行為をしていた件について、同監督に対する処分案を2月1日に開かれる日本学生野球協会審査室会議に上申することを決めた。処分案の内容は明らかにしなかった。松山聖陵は第91回選抜高校野球大会への出場が決まっているが、出場には支障はない見通し。【2019.1.29】日本高校野球連盟関係者によると、1月26日に同校から県高野連に一報が入り、高野連本部にも同日に連絡がきた。30日の審議小委員会に向けて、報告書の到着を待っている状況。報告書が到着次第、同委員会で審議し部員への暴力が認められた場合、日本学生野球協会審査室 (2月1日) に上申。その時点で監督は有期の謹慎処分になる。また、監督の不祥事であれば、チームのセンバツ出場辞退や対外試合の禁止にはならない。だが、監督は指揮を執ることができないという。【2019.1.28】第91回選抜高校野球大会 (3月23日開幕、甲子園) への出場が決まった松山聖陵の男性監督 (37) が1年生部員の頭を小突くような映像が動画投稿サイトで公開されていることが1月28日、明らかになった。出場校が発表された25日の夜に投稿され、26日に把握した同校はすぐに県高野連に口頭で報告。この日、報告文書を提出した。昨年9月ごろ松山市内の野球部寮で別の選手が隠れて撮影。野球部関係者は 「野球に関してではなく、宿舎での生活に関して規律違反があったことを指導した」 と説明し 「映像を見ていただいて、判断は高野連にお任せする」 と語った。同監督は同校の調査に 「厳しい指導を反省する。今後は説諭する指導をしたい」 と話しているという。渡部正治校長は 「暴力ではなく、指導の一環。ルール違反を繰り返す生徒への最も厳しい指導と捉えている」 と話した。監督は野球部の指導を続けるという。
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