yakyuukyouka毎日新聞地方版> 高校球児の体力向上を目指し、奈良県高野連主催の 「冬季トレーニング会」 が1月20日、橿原市畝傍町の県立橿原公苑陸上競技場で開かれた。県内20校から約500人の野球部員が集まり、リレーや立ち三段跳びなどの練習メニューで競い合った。 冬季練習が単調にならないよう、県高野連が今年初めて開催。基礎体力の向上を図り、100メートル走▽1500メートル走▽立ち三段跳び▽各校対抗リレー--を実施した。リレーは奈良大付高Aチームが優勝。練習後は、県大会で使用している近くの佐藤薬品スタジアム周辺の落ち葉やごみ拾いをした。 奈良高の甘中公康主将(2年)は 「他の学校と練習することで、負けられないと思った。これからの練習にも一層気合が入る」 と刺激を受けた様子。県高野連の山本繁樹理事長は 「来年以降も開催し、トレーニング会を目標に基礎体力作りに励んでもらえれば」 と期待していた。【郡悠介】