加茂暁星高校(学校法人加茂暁星学園、新潟県加茂市)で2017年、部活動中に意識不明となり、その後に亡くなった野球部の女子マネージャーの遺族が、学校側に損害賠償を求めていた裁判で、学校側が300万円を支払い、再発防止を誓うことで3月9日に和解が成立。<2017.6.07、新聞報道>加茂暁星高校(私、加茂市)で7月、野球部の練習直後に倒れ、意識不明になっていた2年生の女子マネジャー(16)が、8月5日に入院先の新潟市内の病院で亡くなったことが県警への取材で分かった。死因は低酸素脳症だった。同校によると、女子生徒は7月21日午後5時半すぎ、同校から約3・5キロ離れた野球場での練習に参加。午後7時半ごろに練習を終え、男子部員と一緒に走って学校に戻った直後、玄関前で倒れたという。女子生徒は普段、球場を行き来する際は、用具などを積み込むマイクロバスに乗っていた。この日はけがをした部員がバスに乗るなどしたため、監督が 「マネジャーはマイペースで走って帰るように」 と指示していた。女子生徒が倒れた直後、駆けつけた監督は 「呼吸は弱いけれどある」 と判断し、救急車が来るまでの間、AED(自動体外式除細動器)は使用しなかったという。加茂署は業務上過失致死の疑いも視野に、関係者から事情を聴く方針。
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