<新聞報道> 2013年オフに鉄平とのトレードで楽天へ移籍。昨年は117試合に出場し、3年ぶりに規定打席に達したが、今季は50試合にとどまり戦力外通告を受けた。先月には12球団合同トライアウトを受け現役続行への意欲を示していたが今月に入り引退を決断した。後藤は 「トライアウトを受けて連絡がない中、(楽天の) 立花社長から 『球団職員として働いてみないか』 と声をかけて頂いて決めました。ユニホームを脱ぐことに関しては、もう震えるような感覚、緊張感を味わうことがないんだな、とさみしい気持ちです。両親に 『10年くらいできればいいと思っていたけど15年も出来て誇りに思っている』 と言われました」 と話した。プロ15年間で通算1361試合出場、打率2割6分9厘、95本塁打、476打点。「ファンの方々、僕を支えてくれた方々に感謝しています。これからは表に出ることはないと思いますけど、陰から見守ってください。本当にありがととうございました」 と頭を下げた。楽天後藤光尊内野手(38、秋田-八郎潟)が現役を引退することが12月23日、明らかになった(24日に球団から正式発表予定)。01年ドラフト10巡目でオリックスに入団し、13年オフにトレードで楽天に移籍。オリックスは近鉄との合併で05年から愛称が 「バファローズ」 となり、後藤は04年までの 「ブルーウェーブ」 に在籍していた最後のNPB現役選手 (MLBではイチローがプレー) だった。プロ15年間で通算1361試合出場、打率・269、95本塁打、476打点。11年8月11日の楽天戦 (京セラドーム) では4番打者として先発して史上9人目 (当時) の全打順本塁打を達成した。今季は50試合出場にとどまって戦力外通告を受け、11月12日の12球団合同トライアウトに最年長として参加。現役続行を模索した末に引退を決意。今後は楽天の球団職員として第二の人生をスタートする予定。