聖光学院 佐山未来投手(3年)の座右の銘は、尊敬するヤクルト 石川雅規投手(42)から授かった「初志貫徹」。父 正和さん(44、宇都宮学園)が石川投手と青学大の先輩後輩だった縁で、小学生の時「迷わず自分の決めたことを貫き通せ」とこの言葉を教わった。<2021.1.18、週刊ベースボール ON LINE> まだまだ、歩みを止める気はない。今月22日に41歳となる石川雅規が、プロ20年目のシーズンを迎えた。チーム最年長として臨む今季も、若手のように必死にポジションをつかみにいく。昨季は自身9度目の開幕投手を務めたが、7月中旬から約1カ月間上半身のコンディション不良で離脱。10試合目でようやく初勝利を手にするなど、15試合の登板で2勝8敗、防御率4.48と苦しんだ。ただ「まだまだコンディショニングさえ整えれば、勝負できると思っている」との言葉どおり、衰え知らずの肉体と高い技術を持ち、先発陣が手薄な中、今季も先発ローテーションの一角として期待される。<2016.6.06> 球が遅くても抑えられる!小さな大投手、石川雅規の投球術。身長167cmながらプロ通算100勝を達成、小さなエースが初めて明かした 「勝つ投球技術」。ピッチングの奥義、全公開。 1980年1月22日、秋田県生まれ。秋田商‐青山学院大を経て、2002年に自由獲得枠でヤクルトスワローズに入団。秋田商時代には3年の夏に甲子園出場。青山学院大進学後は、2年の春に6勝を挙げMVPを獲得。2000年のシドニーオリンピック日本代表。プロ入り1年目は29試合に登板。12勝9敗、防御率3.33で新人王を受賞。その後もチームのエースとして活躍を続け、2008年には最優秀防御率のタイトルを獲得。<目次> 第1章 バッターをどう抑えるか---僕の投球哲学、第2章 キャッチボール---すべての基本はここにあり、第3章 全8球種 僕の持ち球、全部見せます、第4章 試合への準備---用具・トレーニング・栄養、第5章 石川雅規の”作り方”---小学校からプロまで。