tai<新聞報道> 日本高野連は2月19日、理事会を開き、来月の第93回センバツ高校野球大会(3月19~31日・甲子園)を手始めに、決勝戦でも延長13回からタイブレークを適用することを決めた。夏の甲子園出場が懸かる地方大会や、春秋の都道府県大会と地区大会でも一律に導入する。降雨などで試合続行が不可能となった場合は再試合になる。甲子園では2018年センバツからタイブレークが導入された。決勝戦は延長15回で決着がつかない場合は、翌日以降に再試合。再試合では採用する規則になっていた。また、1週間500球以内の球数制限について「投球制限検証ワーキンググループ」を発足した。<2017.11.25> 日本高校野球連盟は11月24日、大阪市西区の中沢佐伯記念野球会館で理事会を開き、来春の第90回記念選抜大会から導入する、タイブレーク制度の詳細について話し合った。日本高野連の竹中事務局長は 「おおむね内容は了承された」 とし、内容は来年1月10日の選抜運営委員会で承認後、公表される。日本高野連は今年10月、各都道府県高野連にタイブレークについてのアンケートを実施。その結果、決勝への導入に反対する意見が多く、決勝も含めて導入すべきだとする日本高野連技術・振興委員会と意見の隔たりがあった。竹中事務局長は 「技術・振興委員会の原案と理事会に示した原案が違う」 とし、今後、同委員会に理事会で了承された内容を伝え、タイブレークが規定されている高校野球特別規則を改定する。タイブレークについて日本高野連は今年9月の理事会で、甲子園での大会で導入できるよう規則を変更したが、地方大会や決勝での実施については決まっていなかった。2017.9.19> 日本高野連は9月19日、大阪市内で来春の第90回選抜高校野球大会の運営委員会を開き、同大会から延長戦でのタイブレーク制導入を決めた。延長12回までは通常の試合を行い、決着が着かない場合は延長13回からタイブレーク制とする。走者など状況は今後協議される2016.2.15> 日本高校野球連盟は平成28年2月15日、大阪市内で技術・振興委員会を開き、甲子園大会でのタイブレークについて少なくとも来年度までは導入しない方針を確認した。同委員会の日下篤委員長は 「タイブレークの試合がまだ少なく、もっと検証をする必要がある。すぐには結論は出せない」 と語った。