yakyuukyoukahttp://www.nuhw.ac.jp/ <スポーツ紙紹介> 47都道府県で春センバツ大会初勝利が最も遅く、春夏勝利数も最も少ない新潟県(2009年夏日本文理準優勝など近年実力上昇中)の創部2年目新潟医療福祉大学野球部(佐藤和也監督、58、新潟明訓監督で春夏通算8回甲子園出場)が神宮初出場を目指している。練習環境は周囲に田畑が広がるキャンパス内に、神宮球場と同じプロ仕様の野球場や真新しい室内練習場を擁しており、部員約60人は2年生以下。 同大が参入する前は、県内で本格的に活動していたのは新潟大だけで、「大学野球では不毛の地」と言われていたが、近年は新潟市に本拠を置く社会人野球バイタルネットが日本選手権でも勝利しており、「明訓監督時代の信頼が大きい。大学の名前で選手を呼べるよう頑張りたい」、「強い大学があれば新潟で一貫指導できる。他県から球児も招いて中心的な役割も担いたい。地方から野球を興す」、「目指すのは仙台に選手を集めて、数多くのプロ選手を輩出した東北福祉大の日本海版」。昨秋からリーグ戦に参加し、今春のリーグ戦で2部に昇格。新潟明訓、作新学院、上田西などで甲子園を経験した選手も入部している。