tonbo<新聞報道> 宮城県南三陸町の一般社団法人被災地ネットワークPLUSが東日本大震災で被災した杉の木を活用したグラウンド整備用のトンボ200本を栃木県足利市に寄贈。トンボ製作は、震災支援に派遣された足利市職員栗原祐幸さんのアイデアによるもので、岩手県陸前高田市で活動中に山積みの杉がチップ処分となるのを知り、現地の製材所に提案して活動が始まった。栗原さんは栃木県高校野球連盟などにも協力を依頼し、24校から約300本の注文を受注、その後も報道や口コミでトンボの評判が広がった。トンボの製作、販売は、同ネットワークが行っており、昨年秋に民間主導で被災地を復興しようと、陸前高田市と南三陸町商工業経営者らによって設立された。今回、活動に賛同したサッポロホールディングスからの寄付金約326万円で約800本を製作。そのうち200本を足利市に贈った。