済々黌(熊本)-鳴門(徳島)の7回裏、済々黌1死一、三塁から打者の遊直、一塁送球で併殺成立の前に三塁走者が生還して得点が認められた。第3アウトはフォースプレイによるものではない(アピールアウト)ため、第3アウト成立以前に成立した得点は有効である。済々黌三塁走者は第3アウト成立前に本塁に到達しているので、この走塁による得点が認められた。西貝球審は「一塁に転送されてのアウトよりもホームインが早かった。鳴門からのアピールがなかったため、得点を認めた」と場内説明。第3アウト成立後であっても走者の離塁が早かった場合は、審判員に対しアピールし、三塁走者を三塁でアウト(第4アウト)にすることで、第3アウトを置き換えて相手チームの得点を無効にすることができる。守備側が気付かず、審判にアピールすることなく、投手と内野手全員がファウルラインを越えてベンチへ引き上げてしまった場合はアピール権を喪失する。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E7%9B%B2%E7%82%B9%E3%81%AE1%E7%82%B9