onuki小貫碩人選手(右/左、大館工~横浜金港クラブ)、社会人野球クラブチーム茨城ゴールデンゴールズ入団。【2012.3.16】<記憶に残る選手>兄弟ともに主将として活躍 小貫碩人選手(大館工-比内)。けがによる故障で戦線離脱中の大館工主将の「小貫を東北大会に連れていく」を合言葉に平成21年春季秋田県大会第3代表決定戦で横手に完封勝ちし、同校初の東北大会出場の切符を手中に。右の川田貴明(181/76)、左の伊藤優(186/82)の2本柱と強力打線で、新任の岩谷裕士監督は、〝甲子園出場〟ではなく〝日本一〟を目標に掲げた。袴田智毅監督(当時)から「(秋田大会で優勝経験のない大館地区に)お前が初めての優勝旗を持って来るんだ」と激励された小貫碩人主将は、5月の地区大会で選手と交錯し左ひざ靱帯を痛め、さらに6月中旬には右手の甲を骨折と故障の連続で苦しんだ。大会有力候補として臨んだ夏の秋田大会、新屋との試合では右手にテーピングを巻き、本来の遊撃ではなく右翼手として出場、自信のあった投手陣が新屋打線につかまり、点を返しては突き放される苦しい展開で最後まで追いつけずに終戦。 「けがばかりで、キャプテンらしいことは何もできなかった」とコメントも、小学校からのチームメート吉原浩司捕手は「いつもチームを第一に考えてくれる最高のキャプテンだった」 。<平成21年夏 大館工 野球部登録選手>[投]川田貴明(3、大館一)、[捕]吉原浩司(3、比内)、[一]伊藤元貴(3、田代)、[二]渡辺毅(3、花岡)、[三]戸田歩(3、大館一)、[遊]小貫碩人(3、右左、182/75、比内)、[左]朝倉慎哉(2、下川沿)、[中]齋藤圭(3、大館東)、[右]佐藤潤弥(3、花岡)、伊藤優志(3、大館南)、片岡優治(3、阿仁)、阿部純平(1、大館東)、佐藤諒(3、下川沿)、児玉翔太(3、花岡)、安部瑞樹(1、大館一)、菅原光司(1、大館南)、渡部起矢(3、大館二)、小林常利(2、下川沿)、藤田裕也(1、合川)、関将央(2、田代)、[責]渡辺義久、[監]岩谷裕士、[記]木次谷龍之介(3、成章)。