ehimekyousokubon野球王国の復活を目指す香川県高校野球連盟が、小中学生やその指導者を対象にした指導教本を作製。内容は投手や打撃などの項目ごとに写真や図表を多用し、小中学生用に分かりやすくしているのが特徴。県内の若手指導者が中心となって2年がかりで完成。低迷が続く香川県野球界浮上のバイブルとして期待がかかっている。香川県高野連は低迷脱出への方策の一環として、これまで、2004(平成16年)から中学生を対象とした講習会を毎年実施。中学指導者には野球経験の乏しい指導者も多くおり、総じて好評を得ていることから、今回の指導教本は講習会の効果をより一元性を持たせた形で2年計画で作ったもの。<以下新聞報道引用> キャッチボールやゴロ捕球などの基礎にはじまり、バントや走塁といった高校野球では戦術の根幹となる要素にも多くのページを割いた。また、指導者向けとして、元観音寺中央高監督の橋野純氏(丸亀城西高監督)のタイプ別投手攻略法なども盛り込んでいる。香川県高野連監督部会の中高連携委員会の中で議論をまとめ上げた。教本作りは千葉や岐阜に先進事例があるが、2年とも委員長を務めた香川西高の岩上昌由監督は「より視覚的にシンプルに読めるように意識した。最低限これだけは伝えたいというものを厳選した」と話している。A4判107ページで巻末には香川県代表の甲子園戦績などの資料も掲載。約800部作製し、香川県内の中学校やスポーツ少年団に順次配布するほか、公立図書館にも寄贈する予定。
【2012.3.05】春センバツ出場を2年連続で逃し、近年低迷が続く愛媛県内の高校野球について考える 「 えひめの活性化と高校野球~ <野球王国復活>のために~ 」 と題したパネルディスカッションが2012(平成24年)3月3日、松山市の坊っちゃんスタジアムで開催、約20人が参加。