74広島商の選手、監督として夏の甲子園で全国制覇を果たした迫田穆成さんが12月1日午前6時13分、すい臓がんのため広島県三原市の病院で死去、84歳。<2011.7.30> 第93回高校野球選手権広島大会の決勝は、如水館(私、三原市)迫田穆成監督(72)が、広島新庄(私、山県郡)迫田守昭監督(65)との兄弟対決を制し2年ぶり7度目の甲子園切符。夏の大会兄の3勝目(4戦 )。<2004.7.25> 全国高校野球選手権大会広島大会決勝で兄弟監督が対戦する。兄の迫田穆成(よしあき)監督が如水館を率い、弟の迫田守昭監督が広島商の指揮を執る。01年は準決勝で初対戦し、如水館が3-1で勝利。その勢いで甲子園へ出場した。決勝で2人が顔を合わせるのは初めてとなる。ともに広島商出身だけに、目指すは「守りの野球」。57年夏に主将として、73年夏は同校監督として全国優勝を経験した兄は「(兄弟対決は)意識していない。天国にいる両親はどっちも勝ってほしいという気持ちだろう」。秋田県関係では親子監督(佐々信夫・仁監督や秋田経大付伊藤朗監督、盛岡一伊藤貴樹部長 の例はあるが、県内兄弟監督の例はまだない。 他県にまたがる例としては、つくば国際大東風 桜庭裕也監督(三男)と大館工 岩谷(桜庭)裕士監督(四男)、中学では兄|秋田東(当時)三浦純也監督と弟|御野場(当時)三浦直樹監督(3歳差)等々。