<新聞報道より>平成23年7月26日の広島大会[準決勝]崇徳対新庄戦(マツダスタジアム)、延長10回4-4の同点の場面で、選手交代のルール確認と説明のために試合が午後3時32分から同4時51分までの1時間19分中断するというハプニング。崇徳は無死一塁のピンチで先発阪垣選手を左翼に回し、松尾選手を登板させた。松尾選手が次打者に犠打を決められ一死二塁となると、再び阪垣選手をマウンドへ戻し、松尾選手を左翼へ、さらに二死三塁となってから、再び左翼松尾選手と投手阪垣選手を入れ替えた。
野球規則では、この交代は認められていない。しかし審判が投手交代をコールしてしまい、松尾選手も投球練習を始めた。投手交代となれば阪垣選手はベンチに下がらなければならないが、この時点で崇徳はベンチ入り選手20人を使い切っていた(野球規則を厳密に適用すれば、没収試合になり崇徳の敗戦)。高野連役員の話し合い、新庄迫田監督の抗議などで、中断は延びに延び、結局1時間19分後に投手・阪垣、二死三塁から試合再開(再開直後に新庄が1点を勝ち越し、5‐4で勝利)。広島県高野連阿蘇理事長談「申し出があった時に、審判がルールを把握していなかった。高校野球は教育的な意味合いを持ってやっているので、没収試合よりは元の状態に戻して試合再開しようと最終的に判断した。」
野球規則では、この交代は認められていない。しかし審判が投手交代をコールしてしまい、松尾選手も投球練習を始めた。投手交代となれば阪垣選手はベンチに下がらなければならないが、この時点で崇徳はベンチ入り選手20人を使い切っていた(野球規則を厳密に適用すれば、没収試合になり崇徳の敗戦)。高野連役員の話し合い、新庄迫田監督の抗議などで、中断は延びに延び、結局1時間19分後に投手・阪垣、二死三塁から試合再開(再開直後に新庄が1点を勝ち越し、5‐4で勝利)。広島県高野連阿蘇理事長談「申し出があった時に、審判がルールを把握していなかった。高校野球は教育的な意味合いを持ってやっているので、没収試合よりは元の状態に戻して試合再開しようと最終的に判断した。」