今回の第2回会合で課題とされた「打撃力」については、以前から各方面で指摘されており、強化プロジェクト委員会も同様の認識。以下新聞報道より、秋田県教育委員会が立ち上げた強化プロジェクト委員会の第2回会合が5月22日、秋田市の県立総合プール会議室で開かれ、夏に向けた具体的な強化策などについて意見を交わした。会合に先立って春季東北地区高校野球県大会の視察も行われ、アドバイザーからは、投手力や体格の良さを評価する声が出た反面、「スイングスピードが足りない」と打撃強化を求める声が相次いだ。会合には委員9人のほか、県外から招いたアドバイザー6人が出席。高校や中学校の野球部監督らも傍聴した。(以下略
「バットを振る力が弱い。意識と練習量と正しい知識が必要で、やみくもに練習しても上達しない。」「スイング※自体ができていない。他県に優れた体格を生かせていない委員、アドバイザーの詳細は別掲。PTの予算規模は、~平成23年3月133万円、平成23年4月~平成24年3月900万円内外、今年度あと1回程度の全体会合を開催予定。
秋田県教育委員会が中学3年対象の硬式野球練習会(9地区)や、中学・高校への指導者派遣事業を計画していることに関連し、「秋田県の一貫指導の底辺をなす最低限は、『ここは、こうしよう』と共有化していくべき。迷って戻れるところがないと困るのは選手」と指導者側の基礎・基本に関する共通認識の醸成が不可欠と指摘。秋田北鷹が近隣の中学校出身者のみで構成されていることを例に「地元の小学校、中学校と連携すれば、一貫指導体制のように、良い強化ができるのではと感じた」と地域事情にメリットを見る意見もあった。