[A]春季(選抜)大会は、どの県でも12月以降ゲームをしていないために経験が不足している。また、寒
   いので、技術練習をする時間的な差が少ない。東北、北海道においても、雨天練習場の充実等があ
    るため、特に投手力、守備力の良いチームが有利であると思われる。夏は、春の大会、全国の傾
    向、その年の投手力、戦力というのがテレビ等のメディアの普及により、ある程度把握できるので、
    投、功、守、走のレベルが、ある水準以上でないと戦えないのではないかと思う。
  ※自校の甲子園大会の対策について 平成21年春のベスト8時、清峰と花巻東に150km/h以上
   の投手がいたため、4~6月のバッティング練習は160km/h近いボール(マシン)で練習した。
[B]①コンディショニング対策(疲労、睡眠、ストレスの把握)
     ②試合開始時刻に合わせた食事(補食)の提供
     ③連戦を想定したリカバリー(温冷交代浴等)
     ④暑さ対策(クーリング・ジャケット等)
[C]甲子園出場監督による報告会と勉強会による底上げ
[D]投手の特徴は、スピードのある変化球を多く投げ、ピンチ等困った時にその変化球でストライクが取
     れ凡打が取れる。また、全試合を1人で投げきれる大エースが存在するチームが甲子園で上位に
     上がってくる。理想としては2人は欲しいが。投げるテンポ(投球間隔)の非常に早い投手が多いが、
     これも良い傾向と感じる。攻撃側は、その変化球を打てる、または、見極められる技術があり、その
     上に相手を分析する目を持った機動力のあるチームが上位にくる。