・秋田県には野球部のある私立高が2校と極端に少なく、有望な人材が県外に流出しているという現状を踏まえ、着任するアドバイザーには(高校野球よりもむしろ)中学硬式野球の強化に重きを置く位のアドバイス・指導をお願いしたい。また、軟式少年野球選手が圧倒的に多い中、中学硬式野球活性化のためにはもっと硬式チーム数を増やしたい。本荘由利地区、とりわけ県南地区には絶対必要。【林海空】
・県外から来た人は、一様に「全県中学少年(軟式)野球大会」の紙面での扱いが大きいことにまずビックリします。この辺と勝ち進めば全校応援もあり、敏感な中学生が、「硬式・軟式」の重複在部は認められていないので「軟式」を選択する一因か。【林海空2】
・秋田県勢の夏甲子園連敗開始と偶然に符合している高校野球部監督の長期県外社会研修派遣事業も総じて評価が低いので(目に見えた結果が出ていない、とりわけ甲子園での成績には全く反映されていない)、プロジェクト委員会ではその総括と存廃も含めた議論をして欲しい。【林海空3】
・公立校でありながら何故か(偶然に)県内有力校の監督は(一部校を除いて)、同校OBの長期在任あるいは同校OBの連続着任という良き(悪しき)伝統があり、秋田県も教職員の適正配置(長期在任の指導者にはその学校のみならず地域の指導普及も併せて行ってもらうという制度で批判をかわしてきた)を唱えるならばその担保を取る教職員異動をして欲しい。こうした指摘には対し、県は「適正配置を行った結果がそうなっただけ」と強弁するもそれを是認する県民は多くない。現にスポーツ指導の教職員とそうではない教職員の在任期間を比較すると一目瞭然である。【林海空4】
・野球以外の競技の事例で、公立校の同校OBで(大学の4年間を除いて)着任から退任まで1回の異動もなく定年を迎えたという極端な例もあります。【林海空5】
・大学・社会人へ行って故障で選手生活を断念する選手も多いし、体力不足との指摘も多い。また精神面によるもので続かない選手も多い、特定のチームに集中する傾向も事例が多い。等々の問題についてもプロジェクト委員会で協議する必要がある。【林海空6】
【少年硬式野球リンク http://ayn.s41.xrea.com/shounen.htmlhttp://www.jaba.or.jp/ 日本野球連盟は、全国主要な7つの中学硬式野球リーグによる「日本中学硬式野球協議会」を発足し、協議会の内部に「日本代表編成委員会」を設置し、平成23年8月にメキシコで開催予定の16歳以下によるAA世界選手権の日本代表監督は鹿取義隆氏 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E5%8F%96%E7%BE%A9%E9%9A%86 を選出。軟式少年野球の占める比率が圧倒的に高い秋田県にとっては、早急に対策を講じないと、今後ますます向上意欲のある選手の中学レベルからの県外人材流出が顕著化する。