埼玉県立久喜工業高校野球部で、同校監督(39、教諭)が、部員の学業の成績などを参考にして背番号を決めていたことが分かった。監督は「勉強などを頑張った生徒を評価したかった」としているが、埼玉県教育局は「成績が類推されるような背番号の決め方は不適切」として改善を指導した。監督は、8月に行われた県東部地区新人大会の前日、1、2年生の部員19人に対し1学期の成績や部活動への取り組みなどが優秀だった順に1~19番の背番号を渡していた。