第92回全国高校野球選手権大会秋田大会がいよいよ15日に開幕する。熱き思いを胸に出場するのは52チーム。NPO法人秋田県野球フォーラムのメンバーと共に各校の戦力を分析した。
夏の甲子園で秋田勢は昨年まで初戦12連敗。今年は連敗を止めて秋田を元気にしてほしいというのが県民の願い。それだけに今年の県代表には期待がかかる。まずは4つのブロックごとに見てみよう。今年も混戦模様だが、1~2回戦から分析してみようか。まず「こまちスタジアム」ブロックから。
A このブロック全体をみると秋田商はクジ運に恵まれた。まず花輪―二ツ井。二ツ井は戦力が上がってきている。どちらが勝つかは微妙だが花輪に軍配か。大農太田―大館工は大館工か。次の秋田工―仁賀保は、秋田工か。だが仁賀保には良いピッチャーがおり予断を許さない。大曲農―能代西は古豪の大曲農か。どちらが勝ってもおかしくないが2回戦で横手清陵とぶつかる。雄物川―湯沢は湯沢か。2回戦で秋田南―湯沢がぶつかる。湯沢は県南地区優勝校だが、打力では秋田南が勝る。
B 花輪―二ツ井は打線が上の二ツ井か。大農太田―大館工は、春の県大会に出場した大館工が勝ち進むか。秋田工―仁賀保はおもしろいカード。両校とも投手力がある。秋田工は3、4番が良い。秋田工打線と仁賀保の投手力の戦いになりそうだ。大曲農―能代西は大農か。ただし能代西に大農が足元をすくわれる可能性もある。雄物川―湯沢は湯沢か。2回戦では湯沢―秋田南になる。春の県大会では秋田南が1対0で湯沢にサヨナラ勝ちをした。湯沢にとってはリベンジ。秋田南は練習試合で良い結果を出しており戦力的に秋田南が上か。第1シードの秋田商は昨秋から打線が不調だったが県大会の準々決勝から打てるようになってきた。まずこのまま勝ち残っていくはず。2回戦の横手清陵―大曲農はおもしろい戦い。
C 秋田商はブロックに恵まれ、理想的な入り方ができそうだ。見渡したところ同じブロックに大物食いのチームがいない。秋田工は来年強くなりそうだ。2回戦の大曲農―横手清陵、湯沢―秋田南はおもしろい。秋田南は総合力があるがベスト8以上の力を出せるか。【残りは紙面で】
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